ハッシュタグ付き保育士さんありがとう。

滋賀県大津市で起きた交通事故で散歩中に信号待ちをしていた園児達に車が突っ込み多くの人にケガを負わせ園児

２人が死亡した。今月頃から多発して注目される高齢者ドライバーの認識力や注意不足による事故の惨事に思わず

「またか」と言いたくなるタイミングでの事故発生。僅か２歳の幼い命の犠牲は多くの人の気持ちを居た堪れない

気持ちにさせた。高齢者では無くとも安心はせずに安全運転に心がけより一層身を引き締められる思いだ。そして

突如として愛する我が子を失った親御さんの気持ちは耐え難いものだと思われますが、失われた命の分までこれか

らも頑張って欲しいです。事故の原因はどうやら強引に右折する車に直進する車が横から追突されハンドルを獲ら

れて信号待ちをする園児の列に突っ込んだと思われる。保育園側の証言で点字プレートの内側を歩くように心掛け

ていたの言葉から保育園の保護責任に対する真面目さが伝わってきた。


事故後に死亡した園児が通っていたレイモンド淡海保育園では大変なショックと悲しみも癒えない状態のままで園長

と理事長による記者会見が開かれた。そこで園長に対するマスコミの追及が酷かったとしてネットでは質問をする側

のマスコミを“マズゴミ”として定番のスラングを使った批判が起こったかと思えば、次は泣き顔の保育園の先生が

可哀そうになったのか保育園を擁護する意見が出てきて挙句の果てにツィッターではハッシュタグ付きで保育士に対

する日頃の感謝の言葉が出回る始末だ。感情が自由過ぎる身勝手な転がり方をして最後の方は事故の加害者や被害者

など関係無いまとまり方をした。もう交通事故の話でも無く、いつの間にか育児に関わる保育園ネタに変化していた。


ネット内で保育士に感謝の気持ちを表す様なイントロダクションとなったのが、安保法制の賛成派の意見をもっと聞

きたかったや、2016年の新語流行語大賞に選ばれた「保育園落ちた日本死ね。」に違和感を覚えるツィートを行った

イクメンで有名な男性タレントだった。ネットでは有名な人物なので敢えて名前は書きません。3年前の流行語大賞の

時も受賞者の旧民進党の山尾志桜里議員などに疑問を持っていた。普通に考えれば「保育園落ちた日本死ね。」で流

行語大賞受賞は決して名誉な事では無い、受賞の瞬間は記念品も貰えて嬉しいはずだが皆の前で晒し者にされて汚点

のように扱われ後々には嫌な思いの一つや二つでもすれば、受賞した事を後悔するものだと思う。返って受賞しない

方が良かったかもしれないと感想を持つこともあるだろう。そんな現実的な裏話が出て来る前にバイアスのかかった

男性タレントが“日本死ね”は言葉使いが悪いとして大賞の選考に違和感を覚え噛みつくとは、かなりの愚かさだ。

少なくとも受賞した山尾志桜里よりも意識が低い様に見えた。そこを間違えてしまうのはお痛が激しい。



今回の大津での交通事故は園児２人が死亡した所から保育園側の記者会見になり最後は“保育士さんありがとう”

のハッシュタグ付きコメントで検索トレンド入りをした。流行廃りの激しい世の中ですがこうした流行の発生から収まり

までの一連の動きが把握できるのは現代のSNSのネット社会が情報経由の中心になっているからでしょう。そして下らない。

今年の年末の流行語大賞を踏まえるとネットで話題になった“保育園落ちた日本死ね”から３年越しの恨みを晴らす

勢いで再びネット界からの流行語として“保育士さんありがとう”が流行語大賞に選ばれることは間違いない・・かもｗｗ


#保育士さんありがとう。