今日、散歩してたら同年配くらいのホームレスの女性とすれ違いました。
自転車のハンドルに二袋、荷台にも大きな袋を積んで、ユックリと悠々と歩いて来ます。風呂には大分長い間入っていない様子でしたが、白髪の多い髪にはちゃんと櫛を当てている様に見受けられました。
失礼だと思ったのですが、つい振り返って見てしまいました。背が高く、スタイルも良い彼女は、背筋を真すぐにして、前方をじっと見ながら遠ざかって行かれました。
今日は土曜日です。親子連れが楽しそうに遊んでいる公園のベンチに座って色々考えました。「彼女にも子供がいて、楽しく遊んだ時もあったのかな?」、「彼女はどんな人生を歩んで来たのだろう!」、「ホームレスになっても、どうして凛としておれるのだろう?」、「凛としている様に、私が勝手に思っただけか?」・・・
文筆の才能があったら、「興味深い小説が書けるのに!」残念です。