【はじめに】
21世紀になってスマホが劇的に普及して、今では無くてはならない物になっています。
スマホは無線通信の一種です。 第二次世界大戦後、無線通信の技術が急激に進んで私の年代の人達は『生き証人』の様な存在になりました。 今回は、「無線通信の技術がドンナニして進歩したのか?」について書きます。
【無線通信(スマホ)の仕組み】
A氏がスマホを使って→→B氏に電話したとします。 A氏のスマホが発信した電波を近くの幾つかの交換局が受信して→→最も大きな信号を受け取った交換局から→→光ケーブルを使って→→別の基地局に信号が送られます。 B氏がスマホの電源を入れていると→→「B氏が、どの基地局の管内にいるのか?」システムは把握しています。
A氏からの信号が→→B氏のスマホの管内の基地局に送られ→→一番近い交換局に送られ→→交換局からB氏のスマホに電波が発信されるのです。 交換局と基地局間は光ケーブルを通して信号がやり取りされるので、スマホのシステムには光ケーブル網が不可欠なんです。
A氏のスマホ←→電波←→交換局←→有線ケーブル(光ケーブル)←→基地局←→光ケーブル←→基地局←→光ケーブル←→・・・←→基地局←→光ケーブル←→交換局←→電波←→B氏のスマホ
《余談 :初期のPHS》
1998年頃に私はPHSを買いましたが、歩きながらPHSを使う事は出来ませんでした。 PHSで採用されていた電波は減衰しやすく、交換局が少なかったので→→少し移動すると→→会話が途絶えてしまうのです。 私は技術者の端くれなので、原因が分かっていたので→→「PHSとは、まあそんなものだ!」と承知してPHSを買いました。
《余談 :光ケーブル》
信号の減衰が少ない光ケーブルの開発に各社は努力して来ました。 現在は中継なしに、信号を『100km』も伝達出来る様になっています。
光ケーブル網は陸上だけで無く、海底にも張り巡らされています。
【無線通信の歴史】
無線通信は、日本がまだ江戸時代だった頃に、アメリカで事業化されました。 当時の先進国は隙あれば他国を攻めて領土を獲得する『植民地政策を”善”』とする時代でしたから、無線通信技術は”軍事技術”として開発/採用されました。
私の父は、戦前・職業軍人でしたから日露戦争(1904年~05年)について色々話してくれました。 帝政ロシアがバルト海を支配する為に設けていたバルチック艦隊を極東に派遣しようとしました。 帝政ロシアは、遼東半島の旅順港とウラジオストクに艦隊を配置していましたが、バルチック艦隊が旅順港に入る事は不可能な状態になっていました。 その為に、バルチック艦隊はウラジオストクを目指さざるを得なくなっていました。 日本海軍は3ルートを予想していましたが、3ルートを守る戦力を保有していませんでした。
対馬海峡ルートを通ると賭けて、戦艦を配置しました。 そして、特務艦隊仮装巡洋艦「信濃丸」に対馬海峡を監視させました。信濃丸が「バルチック艦隊を見つけた」と無線通信したのです。東郷平八郎・連合艦隊司令長官が捨て身の戦法を採用して、バルチック艦隊をコテンコテンにやっつけました。 当時既に強力な妨害電波を発生させる装置が配備されていましたが、何故か?バルチック艦隊は使用しませんでした。
第二次世界大戦後に半導体の技術が急激に進歩し→→沢山使用される様になって→→価格が大幅に低下し→→半導体が民生用製品に使用される様になりました。
・・・ 無線通信技術の歴史 ・・・
★ 1834年 :アメリカ人サミュエル・モールスが電信機を発明し→→無線通信(電報)が事業化されて行きました。
★ 1868年 :モールス信号が国際規格になりました。
★ 1870年 :東京―横浜間で国内電報の取扱いが始まりました。
★ 1887年 :エジソンが、列車無線として静電誘導方式無線通信を実用化しました。
★ 1900年 :無線電話の実験が行われました。
★ 1904年 :イギリス人のフレミングが二極真空管を発明しました。
★ 1904年 :アメリカ軍の戦車にトランシーバーが搭載されました。
★ 1905年 :日本海海戦でバルチック艦隊を撃破しましたが、特務艦隊仮装巡洋艦「信濃丸」からの無線通信(電報)が重要な働きをしました。
★ 1920年 :アメリカでラジオの商業放送が始まりました。
★ 1925年 :現在のNHKがラジオ放送を開始しました。
★ 1928年 :アメリカでテレビ放送が始まりました。
★ 1931年 :アメリカでテレックスのサービスを開始しました。 日本では1956年からサービスを開始しました。
★ 1939年 :NHKがテレビの実験放送を開始しました。
★ 1948年 :アメリカでトランジスタラジオを販売開始しました。
★ 1950年 :アマチュア無線局が認められる様になりました。
★ 1950年 :日本でソニーの前身の会社が、トランジスタラジオの販売を開始しました。
★ 1952年 : 松下電器産業(パナソニックの前身)が民生用のテレビを発売開始しました。
★ 1957年 :NHKがカラーテレビ実験放送を開始しました。
★ 1978年 :アメリカ軍がGPS用の試験衛星を打ち上げました。
『GPS』とは、全地球測位システム(Global Positioning System)の事です。
★ 1990年 :日本が世界に先駆けてGPS式カーナビを実用化しました。(マツダと三菱電機)
★ 2017年 :アメリカでレベル4に相当する自動運転車の実験を実施しました。(走行距離は1,000万マイル≒1600万km)
★ 2021年 :ホンダが自動運レベル3の型式認定を取得しました。(世界初でした。)
★ 2024年 :テスラ社が自動運転レベル5のEVタクシーの試作車を発表しました。 26年に生産を開始する目論見の様です。(価格は450万円程を予定している様です。)
《余談 :自動運転自動車》
自動運転自動車を実現する為には、高度な無線技術、AIソフト、法整備、道路整備が必要です。 そして、倫理問題についての検討/議論が不可欠です。
緊急事態が発生して、左右どちらかに曲がる必要が有ったとします。 左に曲がると3人が、右に曲がると1人が死傷する可能性が有ります。 『AIソフト』に、「どちらに曲がるか?」判断させてはいけないと主張する方がいます。 皆さんは、ドウ思われますか?!
安倍政権の時代に、「2025年までに自動運転自動車を実現する」と言う方針が出ました。 私は、その話を信じて株式投資をして金を貯め→→ほぼ買える金が有ります。 岸田氏も石破氏も自動運転自動車の実現に全く興味が無い様です! 「馬鹿にするんじゃ無いよ!」と言いたいです!
【モバイルの歴史】
モバイルデバイス(≒モバイル、移動体通信端末 )の歴史を、御参考までに書いてみました。
私が社会人になった1971年には、ポケベルが有りました。その後、10年ほど経って知り合いの中小企業の社長さん達が車に自動車電話を取り付けましたが、通話料金が高かったので→→電話が掛かってくると→→公衆電話の近くに駐車して→→公衆電話を利用していました。
私は1996年に小企業(N社)に出向したのですが、N社に携帯電話が2台有り→→遠方に出張する時に持参しました。 出張先が郊外だと、繋がらないケースが多々有りました。
1998年頃に、近くの大型電気店でPHSのキャンペーンをしていたので、契約しました。 2015年頃に、妻と二人で同じスマートフォンに替えました。中国のファーウェイ社製でした。妻はまだ使用していますが、私のは3年程で発熱する様になったので、Y'mobailで京セラ製のスマートフォンに買い替えました。
・・・ モバイルの進歩 ・・・
★ ポケベル :1968年に日本でも運用開始しました。
★ ノートパソコン :1973年、IBMが持ち運びできるPCの発売を開始しました。 ・・・ネットワーク機能は付いていませんでした。
★ 自動車電話 :1979年に、世界に先駆けて日本で運用が開始されました。
★ 携帯電話 :1982年に日本電信電話公社がサービスを開始しました。
★ 光ケーブル網 :1985年にNTTが日本最初の光ケーブル網(旭川市←→鹿児島市)を設置しました。
★ PHS :1995年に日本が世界に先駆けてPHSのサービスを開始しました。 (2023年に、日本ではPHSのサービスが終了しました。)
★ スマートフォン :1996年にフィンランドのノキア社がスマホの発売を開始しました。
★ ノートパソコンにネットワーク機能が付いたのは、21世紀になってからです。
★ スマートフォンの普及 :日本では2009年から急激に普及しました。
★ タブレット :2010年にApple社がタブレットの販売を開始しました。
【通信速度の高速化】
1980年代に国際的な通信規格『第1世代(1G)』が制定されました。『1G』はアナログ通信の規格でした。 2010年頃に、最初のディジタル通信規格『2G』が出来ました。 その後、短期間に通信速度が飛躍的に早くなって来ました。
《御参考 :5Gの脅威的速度》 5Gだと、DVD画質の『2時間の映画』をダウンロードするのに掛かる時間は、たったの『数秒』だそうです。
(注記: 第6世代(6G)) 超!超!高速の『6G』は、コンセプトが提案されていますが、国際規格の制定にはマダマダ時間が掛かりそうです。
(注記: 無線通信の利用) 通信速度が飛躍的に早くなったので、スマートフォンなどの電話以外にも無線通信が活用される様になっています。 電気使用量を計測する最近のメーターは、計測データーを無線で送信していますから、従来の様に人が検針する必要が有りません。 電気の契約/解約の電話を掛けると、(遠隔操作で)直ぐに通電/遮断が行われます。 関西電力の場合は、インターネット(はぴeみる電)を利用すると→→昨日までの使用量をベースに計算して→→来月の支払い予想料金額を教えてくれます。
★ 5G :2018年 ・・・通信速度が4Gの10倍以上
★ 4G :2012年頃
★ 3G :2012年頃
★ 2G :2010年頃 ・・・ディジタル通信規格
★ 1G :1980年代 ・・・アナログ通信規格
【無線電話の種類】
昔は船舶電話が有りましたが、衛星電話に置き換わっています。 新幹線などに設けられていた列車電話は2021年に廃止されました。
★ 携帯電話 :ガラ携
★ スマホ、タブレット、通信機能付きパソコン
★ 衛星電話 :静止衛星を使用しています。
【無線電話の会社(キャリア会社)】
現時点で営業している無線電話(スマートフォン)の会社(キャリア会社)は、以下の①~④の4社です。 他に、衛星電話サービスを行う会社が、❶日本デジコムと❷JSAT NOBILE Communicationsの2社が有ります。❶は日本の会社ですが、❷はイギリスのインマルサット社の子会社です。
・・・ 現時点の無線電話(スマホ)の会社 ・・・
① NTT :ドコモ
② ソフトバンク :SoftBank、Y'mobail
③ KDDI :au ・・・J:COMはKDDIの系列です。
④ 楽天モバイル :Rakuten
(注記 :J:COM) J:COMはKDDIと住友商事が株主で、スマホも手掛けていますが、ケーブルテレビ事業が主です。
(注記 :アンテナ料金) スマホのアンテナは、無線電話会社(例えば:NTT)の子会社が新設/維持/管理を行っています。 私有地にアンテナを立てている場合は、地権者に毎年お金が支払われますが、何も言わないとトンデモ無く小額の金しか支払われません。 アンテナが4G用か5G用かで金額に差が有りますが、住宅街で『数万円/年』しか受けっとっていない方が、(私の経験から)上手く交渉したら『20~30万円/年』貰える可能性が有ります。
(注記 :鉄道会社や電力会社) 鉄道会社や電力会社が無線電話事業を行っている様な記事を見掛けますが、無線電話会社にアンテナを建てたせてたり/付けさせたりして→→毎年、借地料を得ているだけです。
・・・ 日本の無線電話(スマホ)会社の歴史 ・・・
★ 日本電信電話公社(NTT) :1952年設立
★ 国際電信電話株式会社(KDD) :1953年にNTTから分離独立して→→設立されました。→→国際電気通信・国際電話を独占していました。
★ 第二電電(株)(DDI) :1984年設立
★ 日本電信電話(株)(NTT) :1985年設立 (民営化されたのです。)
★ ソフトバンク(株) :1986年設立
★ 日本移動通信(株)(IDO) :1987年設立
★ JCOM(株) :1995年設立 ・・・『J:COM』と表示されるケースが多いい。
★ KDDI(株) :2000年に第二電電(DDI)がKDDとIDOを併合して→→社名をKDDI(株)としました。
★ 楽天モバイル(株) :2018年設立
《余談 :最近、驚いたこと》
紀州のドンファン(野崎幸助氏)事件の判決公判が、12月12日に有りました。 亡くなられた日(2018年5月24日)、野崎幸助氏は二階にいた様です。 容疑者の須藤早貴氏が24日に限って一階と二階を頻繁に昇り降りした事実が、スマホの記録で確認された様です。
私は、「スマホでそんな事まで分かるのか!」とビックリ仰天しました。
21世紀になってスマホが劇的に普及して、今では無くてはならない物になっています。
スマホは無線通信の一種です。 第二次世界大戦後、無線通信の技術が急激に進んで私の年代の人達は『生き証人』の様な存在になりました。 今回は、「無線通信の技術がドンナニして進歩したのか?」について書きます。
【無線通信(スマホ)の仕組み】
A氏がスマホを使って→→B氏に電話したとします。 A氏のスマホが発信した電波を近くの幾つかの交換局が受信して→→最も大きな信号を受け取った交換局から→→光ケーブルを使って→→別の基地局に信号が送られます。 B氏がスマホの電源を入れていると→→「B氏が、どの基地局の管内にいるのか?」システムは把握しています。
A氏からの信号が→→B氏のスマホの管内の基地局に送られ→→一番近い交換局に送られ→→交換局からB氏のスマホに電波が発信されるのです。 交換局と基地局間は光ケーブルを通して信号がやり取りされるので、スマホのシステムには光ケーブル網が不可欠なんです。
A氏のスマホ←→電波←→交換局←→有線ケーブル(光ケーブル)←→基地局←→光ケーブル←→基地局←→光ケーブル←→・・・←→基地局←→光ケーブル←→交換局←→電波←→B氏のスマホ
《余談 :初期のPHS》
1998年頃に私はPHSを買いましたが、歩きながらPHSを使う事は出来ませんでした。 PHSで採用されていた電波は減衰しやすく、交換局が少なかったので→→少し移動すると→→会話が途絶えてしまうのです。 私は技術者の端くれなので、原因が分かっていたので→→「PHSとは、まあそんなものだ!」と承知してPHSを買いました。
《余談 :光ケーブル》
信号の減衰が少ない光ケーブルの開発に各社は努力して来ました。 現在は中継なしに、信号を『100km』も伝達出来る様になっています。
光ケーブル網は陸上だけで無く、海底にも張り巡らされています。
【無線通信の歴史】
無線通信は、日本がまだ江戸時代だった頃に、アメリカで事業化されました。 当時の先進国は隙あれば他国を攻めて領土を獲得する『植民地政策を”善”』とする時代でしたから、無線通信技術は”軍事技術”として開発/採用されました。
私の父は、戦前・職業軍人でしたから日露戦争(1904年~05年)について色々話してくれました。 帝政ロシアがバルト海を支配する為に設けていたバルチック艦隊を極東に派遣しようとしました。 帝政ロシアは、遼東半島の旅順港とウラジオストクに艦隊を配置していましたが、バルチック艦隊が旅順港に入る事は不可能な状態になっていました。 その為に、バルチック艦隊はウラジオストクを目指さざるを得なくなっていました。 日本海軍は3ルートを予想していましたが、3ルートを守る戦力を保有していませんでした。
対馬海峡ルートを通ると賭けて、戦艦を配置しました。 そして、特務艦隊仮装巡洋艦「信濃丸」に対馬海峡を監視させました。信濃丸が「バルチック艦隊を見つけた」と無線通信したのです。東郷平八郎・連合艦隊司令長官が捨て身の戦法を採用して、バルチック艦隊をコテンコテンにやっつけました。 当時既に強力な妨害電波を発生させる装置が配備されていましたが、何故か?バルチック艦隊は使用しませんでした。
第二次世界大戦後に半導体の技術が急激に進歩し→→沢山使用される様になって→→価格が大幅に低下し→→半導体が民生用製品に使用される様になりました。
・・・ 無線通信技術の歴史 ・・・
★ 1834年 :アメリカ人サミュエル・モールスが電信機を発明し→→無線通信(電報)が事業化されて行きました。
★ 1868年 :モールス信号が国際規格になりました。
★ 1870年 :東京―横浜間で国内電報の取扱いが始まりました。
★ 1887年 :エジソンが、列車無線として静電誘導方式無線通信を実用化しました。
★ 1900年 :無線電話の実験が行われました。
★ 1904年 :イギリス人のフレミングが二極真空管を発明しました。
★ 1904年 :アメリカ軍の戦車にトランシーバーが搭載されました。
★ 1905年 :日本海海戦でバルチック艦隊を撃破しましたが、特務艦隊仮装巡洋艦「信濃丸」からの無線通信(電報)が重要な働きをしました。
★ 1920年 :アメリカでラジオの商業放送が始まりました。
★ 1925年 :現在のNHKがラジオ放送を開始しました。
★ 1928年 :アメリカでテレビ放送が始まりました。
★ 1931年 :アメリカでテレックスのサービスを開始しました。 日本では1956年からサービスを開始しました。
★ 1939年 :NHKがテレビの実験放送を開始しました。
★ 1948年 :アメリカでトランジスタラジオを販売開始しました。
★ 1950年 :アマチュア無線局が認められる様になりました。
★ 1950年 :日本でソニーの前身の会社が、トランジスタラジオの販売を開始しました。
★ 1952年 : 松下電器産業(パナソニックの前身)が民生用のテレビを発売開始しました。
★ 1957年 :NHKがカラーテレビ実験放送を開始しました。
★ 1978年 :アメリカ軍がGPS用の試験衛星を打ち上げました。
『GPS』とは、全地球測位システム(Global Positioning System)の事です。
★ 1990年 :日本が世界に先駆けてGPS式カーナビを実用化しました。(マツダと三菱電機)
★ 2017年 :アメリカでレベル4に相当する自動運転車の実験を実施しました。(走行距離は1,000万マイル≒1600万km)
★ 2021年 :ホンダが自動運レベル3の型式認定を取得しました。(世界初でした。)
★ 2024年 :テスラ社が自動運転レベル5のEVタクシーの試作車を発表しました。 26年に生産を開始する目論見の様です。(価格は450万円程を予定している様です。)
《余談 :自動運転自動車》
自動運転自動車を実現する為には、高度な無線技術、AIソフト、法整備、道路整備が必要です。 そして、倫理問題についての検討/議論が不可欠です。
緊急事態が発生して、左右どちらかに曲がる必要が有ったとします。 左に曲がると3人が、右に曲がると1人が死傷する可能性が有ります。 『AIソフト』に、「どちらに曲がるか?」判断させてはいけないと主張する方がいます。 皆さんは、ドウ思われますか?!
安倍政権の時代に、「2025年までに自動運転自動車を実現する」と言う方針が出ました。 私は、その話を信じて株式投資をして金を貯め→→ほぼ買える金が有ります。 岸田氏も石破氏も自動運転自動車の実現に全く興味が無い様です! 「馬鹿にするんじゃ無いよ!」と言いたいです!
【モバイルの歴史】
モバイルデバイス(≒モバイル、移動体通信端末 )の歴史を、御参考までに書いてみました。
私が社会人になった1971年には、ポケベルが有りました。その後、10年ほど経って知り合いの中小企業の社長さん達が車に自動車電話を取り付けましたが、通話料金が高かったので→→電話が掛かってくると→→公衆電話の近くに駐車して→→公衆電話を利用していました。
私は1996年に小企業(N社)に出向したのですが、N社に携帯電話が2台有り→→遠方に出張する時に持参しました。 出張先が郊外だと、繋がらないケースが多々有りました。
1998年頃に、近くの大型電気店でPHSのキャンペーンをしていたので、契約しました。 2015年頃に、妻と二人で同じスマートフォンに替えました。中国のファーウェイ社製でした。妻はまだ使用していますが、私のは3年程で発熱する様になったので、Y'mobailで京セラ製のスマートフォンに買い替えました。
・・・ モバイルの進歩 ・・・
★ ポケベル :1968年に日本でも運用開始しました。
★ ノートパソコン :1973年、IBMが持ち運びできるPCの発売を開始しました。 ・・・ネットワーク機能は付いていませんでした。
★ 自動車電話 :1979年に、世界に先駆けて日本で運用が開始されました。
★ 携帯電話 :1982年に日本電信電話公社がサービスを開始しました。
★ 光ケーブル網 :1985年にNTTが日本最初の光ケーブル網(旭川市←→鹿児島市)を設置しました。
★ PHS :1995年に日本が世界に先駆けてPHSのサービスを開始しました。 (2023年に、日本ではPHSのサービスが終了しました。)
★ スマートフォン :1996年にフィンランドのノキア社がスマホの発売を開始しました。
★ ノートパソコンにネットワーク機能が付いたのは、21世紀になってからです。
★ スマートフォンの普及 :日本では2009年から急激に普及しました。
★ タブレット :2010年にApple社がタブレットの販売を開始しました。
【通信速度の高速化】
1980年代に国際的な通信規格『第1世代(1G)』が制定されました。『1G』はアナログ通信の規格でした。 2010年頃に、最初のディジタル通信規格『2G』が出来ました。 その後、短期間に通信速度が飛躍的に早くなって来ました。
《御参考 :5Gの脅威的速度》 5Gだと、DVD画質の『2時間の映画』をダウンロードするのに掛かる時間は、たったの『数秒』だそうです。
(注記: 第6世代(6G)) 超!超!高速の『6G』は、コンセプトが提案されていますが、国際規格の制定にはマダマダ時間が掛かりそうです。
(注記: 無線通信の利用) 通信速度が飛躍的に早くなったので、スマートフォンなどの電話以外にも無線通信が活用される様になっています。 電気使用量を計測する最近のメーターは、計測データーを無線で送信していますから、従来の様に人が検針する必要が有りません。 電気の契約/解約の電話を掛けると、(遠隔操作で)直ぐに通電/遮断が行われます。 関西電力の場合は、インターネット(はぴeみる電)を利用すると→→昨日までの使用量をベースに計算して→→来月の支払い予想料金額を教えてくれます。
★ 5G :2018年 ・・・通信速度が4Gの10倍以上
★ 4G :2012年頃
★ 3G :2012年頃
★ 2G :2010年頃 ・・・ディジタル通信規格
★ 1G :1980年代 ・・・アナログ通信規格
【無線電話の種類】
昔は船舶電話が有りましたが、衛星電話に置き換わっています。 新幹線などに設けられていた列車電話は2021年に廃止されました。
★ 携帯電話 :ガラ携
★ スマホ、タブレット、通信機能付きパソコン
★ 衛星電話 :静止衛星を使用しています。
【無線電話の会社(キャリア会社)】
現時点で営業している無線電話(スマートフォン)の会社(キャリア会社)は、以下の①~④の4社です。 他に、衛星電話サービスを行う会社が、❶日本デジコムと❷JSAT NOBILE Communicationsの2社が有ります。❶は日本の会社ですが、❷はイギリスのインマルサット社の子会社です。
・・・ 現時点の無線電話(スマホ)の会社 ・・・
① NTT :ドコモ
② ソフトバンク :SoftBank、Y'mobail
③ KDDI :au ・・・J:COMはKDDIの系列です。
④ 楽天モバイル :Rakuten
(注記 :J:COM) J:COMはKDDIと住友商事が株主で、スマホも手掛けていますが、ケーブルテレビ事業が主です。
(注記 :アンテナ料金) スマホのアンテナは、無線電話会社(例えば:NTT)の子会社が新設/維持/管理を行っています。 私有地にアンテナを立てている場合は、地権者に毎年お金が支払われますが、何も言わないとトンデモ無く小額の金しか支払われません。 アンテナが4G用か5G用かで金額に差が有りますが、住宅街で『数万円/年』しか受けっとっていない方が、(私の経験から)上手く交渉したら『20~30万円/年』貰える可能性が有ります。
(注記 :鉄道会社や電力会社) 鉄道会社や電力会社が無線電話事業を行っている様な記事を見掛けますが、無線電話会社にアンテナを建てたせてたり/付けさせたりして→→毎年、借地料を得ているだけです。
・・・ 日本の無線電話(スマホ)会社の歴史 ・・・
★ 日本電信電話公社(NTT) :1952年設立
★ 国際電信電話株式会社(KDD) :1953年にNTTから分離独立して→→設立されました。→→国際電気通信・国際電話を独占していました。
★ 第二電電(株)(DDI) :1984年設立
★ 日本電信電話(株)(NTT) :1985年設立 (民営化されたのです。)
★ ソフトバンク(株) :1986年設立
★ 日本移動通信(株)(IDO) :1987年設立
★ JCOM(株) :1995年設立 ・・・『J:COM』と表示されるケースが多いい。
★ KDDI(株) :2000年に第二電電(DDI)がKDDとIDOを併合して→→社名をKDDI(株)としました。
★ 楽天モバイル(株) :2018年設立
《余談 :最近、驚いたこと》
紀州のドンファン(野崎幸助氏)事件の判決公判が、12月12日に有りました。 亡くなられた日(2018年5月24日)、野崎幸助氏は二階にいた様です。 容疑者の須藤早貴氏が24日に限って一階と二階を頻繁に昇り降りした事実が、スマホの記録で確認された様です。
私は、「スマホでそんな事まで分かるのか!」とビックリ仰天しました。