AI (ええ愛・Atelier Ichien)

ここは、『AI(ええ愛)』のある人たちの自由な空間です。一つ一つの記事に『AI(ええ愛)』が込もっているものばかりです。

第372弾 吉継と五助と高刑

2011年10月14日 | 名古屋ジャッカルさんよりお知らせ。
こんにちは♪

筆侍ジャッカル。~宇宙の凡人~です。

パラッラップ、サランラップ♪

第222弾三成と吉継
http://bn.merumo.ne.jp/backno/bodyView.do?issueId=2010121111555900576019000

で石田三成さんと大谷吉継さんの鼻水ぽと~んの「義」を描いた。

この吉継さんには、

湯浅五助

という家来がいた。

1600年9月15日関ヶ原の合戦の最中、

西軍の吉継軍1500人は敵軍2万と戦うことに!

慈愛を持って統率された吉継軍の士気は高く、

善戦を敷いたが、多勢に無勢!ついに、死を覚悟!

「三成っち、先に行くぜ!」

吉継さんは家来の銭浅五助に命じ、切腹した。

五助さんは主君吉継の首を、
敵に奪われまいと命懸けで逃げ、

吉継さんの首を埋めた。

が、敵の西軍、藤堂高虎が甥の藤堂高刑に見つかる!

「藤堂さん!頼むよ!ここに眠られるはいかにも我が主君大谷吉継の首!主君は自らの首を晒したくないと言われた!どうかお見逃しを!

だが、ただでとは言わぬ!
我が首を持って行かれよ」

藤堂高刑
「吉継殿はよき家来を持たれた。武士とはかくありたいものよ」

敵将の吉継さんの首を持って帰ると大手柄となるが、

五助さんの忠義に感動した高刑さんは、吉継さんの首を諦め、

五助さんの首を撥ねた!

そしておじ高虎さんに

吉継さんの首を追求されたとき

「五助さんより、吉継さんの首を秘してくれと頼まれました。

どうかお願いします。

もし叶わぬならわが命もいりません。

私をお斬りください」


主君への忠義を貫いた五助さんもすごく、

またその想いに応えし高刑さんもすごい。

これが武士たるものの生き様!

高虎さんは

吉継さんの首を追求しなかった。


現在、関ヶ原の合戦があった関ヶ原町に

吉継さんと五助さんの墓が並んでいる。

これは敵の藤堂家によって建てられた。

そして、これを知った西軍の頭たる徳川家康さんは深く感銘したと言う。


日本の歴史上、最大の合戦と言われた関ヶ原の戦いには、

名誉、忠義、裏切り、迷い、利益、夢、恨み、賭け、困惑、…

などあらゆる物語が隠されているが、

敵味方別れても、

人としての義を貫いた

人情の物語もある。


現代の日本社会は、命を奪い合う戦争はないが、

企業同士が利益を求め競い合う。


望む望まないに係わらず、

経済戦争の時代

だ。

しかし、その中でも、

人としての優しさ、思いやりを大切に生きていきたい

〓あなたの優しさや思いやりが、誰かの心に幸せの花を咲かせる〓


今日も最後までありがとうございます。ジャッカル。はあなたの幸せを心より願います。

【どうでもいいこと】
明日配信予定だった土曜時代劇劇場を今日金曜に配信した。

ゆえに
「必殺金曜版!土曜時代劇劇場!」と名付けます〓

では、いい午後を☆

Chu-!



バックナンバー
http://bn.merumo.ne.jp/list/00576019



正観サンの四十九日まで…
正観サンの辞世の句とともに…
感謝の言葉を入れさせていただきます…m(__)m…

わが形見
高き青空掃いた雲
星の夜空に
日に月に

わがかたみ
たかきあおぞらはいたくも
ほしのよぞらにひにつきに

正観サン…どうもありがとうございました…m(__)m…
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