
【若者の言葉に耳を傾ける】4794
出口治明氏の心に響く言葉より…
「年齢の傲慢さは、許しがたい。若い人に教えを乞うべき」 (エドマンド・バーク)
若い人の意見を聞かない年寄りは、必ず失敗をする。
「俺はこれまでの長い人生の中でいろいろな経験をしてきた。だからなんでも知って いる」
人間の大きな欠点の1つは、年齢を経るに従い、このような傲慢さが表に出てくるところにあります。
さらに始末に負えないのが、「ロクに経験も積んでいない若造が、 えらそうなことを言うな!」と若い人たちの意見に耳をかさず、自分のやり方を押しつけようとすること。
このようなことを言う高齢者が増えた社会は、終わりが見えているのではないでしょうか。
世の中はどんどん変化しています。
技術も文化も生活スタイルもどんどん変わっていきます。
そして、その最先端にいるのはたいていが若い人たちです。
たとえば、今や私たちの生活に欠かせないツールとなっているスマートフォン。
も っとも使いこなせているのは、やはり若い人たちです。
電車などで見ていると、自分の体の一部のごとくスイスイと操作しています。
次々と登場する最新の技術も当たり前に使っています。
すごいものです。
いつまでも若々しくいたい、現役で仕事をし続けたい、世の中への好奇心を失いたくないと思うのなら、こうした新しい風潮を若い人たちに教えてもらうことがとても 大切だと思います。
彼らの言葉に耳を傾け、この世の最先端の世界を理解していく必 要があります。
それは、自分自身をいつまでも若々しく保つためだけではありません。
高齢者が若い人の意見を聞かず、自分たちの時代のやり方のままつき進んでしまうと、その社会はとんでもない方向に行きかねません。
そのような失敗例は歴史上、いくらでもあります。
たとえば、第二次世界大戦 (太平洋戦争)における日本海軍の失敗例はその典型です。
当時の海軍には、日露戦争における日本海海戦(1905)での成功体験が根強く残っていました。
これは戦艦同士の戦い。
大きな戦艦と大きな大砲が日本に勝利をも たらしました。
そして、海軍の上層部は、いつまでもその成功体験によりかかっていた。
そこで、それから10年近くすぎて勃発した太平洋戦争でも、巨大戦艦でアメリカと戦おうとしたのです。
ところが、時代は大きく変わっていた。 当時はすでに飛行機と航空母艦の時代に入っていました。
もちろん、日本もそのことは十分認識していましたが、アメリカはその最先端をい っていました。
しかも生産力がケタ違い。
今や時代遅れとなってしまった大型の戦艦ではまったく相手にならなかったのです。
『人生の教養が身につく名言集』三笠書房
https://amzn.to/3ETfNss
今までになかった新しいモノやコトが出現したとき、それを手に入れるスタートラインは若者も年配者も同じだ。
当たり前の話だが、新しいことは最初は、若者も年配者も、誰も初めてだ。
たとえば、新しいスマホやパソコン、アプリ、サブスク、SNSなど、新しいことを始めるのに、若者は躊躇(ちゅうちょ)しない。
だから、年配者であっても、若者と同じように新しいことを始めれば、悠々、達人の域には達するはずだが、それがなかなかできない。
昔の経験が邪魔をしているからだ。
それは、若者とつねに交流しているか、新しいモノへの好奇心があるかどうか、によっても違う。
年配者が年寄りの人たちとばかりと会っていたら、新しい情報はなかなか入ってこない。
そこにどっぷりつかってしまえば、ますます新しいモノへの価値を感じなくなってしまう。
実は、「新しい」というだけでそこには価値がある。
今までになかったモノやコトを、この世に創造したということだからだ。
だから、イノベーションという、新しい商品も、新しい組織も、新しい販売方法も、新しい生産方法も、新しいお店も、あるいは発明や発見も、それを見たり、触ったり、体験したり、使ったりするだけで価値があるということだ。
いくつになっても、若者の言葉に耳を傾ける人でありたい。
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出口治明氏の心に響く言葉より…
「年齢の傲慢さは、許しがたい。若い人に教えを乞うべき」 (エドマンド・バーク)
若い人の意見を聞かない年寄りは、必ず失敗をする。
「俺はこれまでの長い人生の中でいろいろな経験をしてきた。だからなんでも知って いる」
人間の大きな欠点の1つは、年齢を経るに従い、このような傲慢さが表に出てくるところにあります。
さらに始末に負えないのが、「ロクに経験も積んでいない若造が、 えらそうなことを言うな!」と若い人たちの意見に耳をかさず、自分のやり方を押しつけようとすること。
このようなことを言う高齢者が増えた社会は、終わりが見えているのではないでしょうか。
世の中はどんどん変化しています。
技術も文化も生活スタイルもどんどん変わっていきます。
そして、その最先端にいるのはたいていが若い人たちです。
たとえば、今や私たちの生活に欠かせないツールとなっているスマートフォン。
も っとも使いこなせているのは、やはり若い人たちです。
電車などで見ていると、自分の体の一部のごとくスイスイと操作しています。
次々と登場する最新の技術も当たり前に使っています。
すごいものです。
いつまでも若々しくいたい、現役で仕事をし続けたい、世の中への好奇心を失いたくないと思うのなら、こうした新しい風潮を若い人たちに教えてもらうことがとても 大切だと思います。
彼らの言葉に耳を傾け、この世の最先端の世界を理解していく必 要があります。
それは、自分自身をいつまでも若々しく保つためだけではありません。
高齢者が若い人の意見を聞かず、自分たちの時代のやり方のままつき進んでしまうと、その社会はとんでもない方向に行きかねません。
そのような失敗例は歴史上、いくらでもあります。
たとえば、第二次世界大戦 (太平洋戦争)における日本海軍の失敗例はその典型です。
当時の海軍には、日露戦争における日本海海戦(1905)での成功体験が根強く残っていました。
これは戦艦同士の戦い。
大きな戦艦と大きな大砲が日本に勝利をも たらしました。
そして、海軍の上層部は、いつまでもその成功体験によりかかっていた。
そこで、それから10年近くすぎて勃発した太平洋戦争でも、巨大戦艦でアメリカと戦おうとしたのです。
ところが、時代は大きく変わっていた。 当時はすでに飛行機と航空母艦の時代に入っていました。
もちろん、日本もそのことは十分認識していましたが、アメリカはその最先端をい っていました。
しかも生産力がケタ違い。
今や時代遅れとなってしまった大型の戦艦ではまったく相手にならなかったのです。
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今までになかった新しいモノやコトが出現したとき、それを手に入れるスタートラインは若者も年配者も同じだ。
当たり前の話だが、新しいことは最初は、若者も年配者も、誰も初めてだ。
たとえば、新しいスマホやパソコン、アプリ、サブスク、SNSなど、新しいことを始めるのに、若者は躊躇(ちゅうちょ)しない。
だから、年配者であっても、若者と同じように新しいことを始めれば、悠々、達人の域には達するはずだが、それがなかなかできない。
昔の経験が邪魔をしているからだ。
それは、若者とつねに交流しているか、新しいモノへの好奇心があるかどうか、によっても違う。
年配者が年寄りの人たちとばかりと会っていたら、新しい情報はなかなか入ってこない。
そこにどっぷりつかってしまえば、ますます新しいモノへの価値を感じなくなってしまう。
実は、「新しい」というだけでそこには価値がある。
今までになかったモノやコトを、この世に創造したということだからだ。
だから、イノベーションという、新しい商品も、新しい組織も、新しい販売方法も、新しい生産方法も、新しいお店も、あるいは発明や発見も、それを見たり、触ったり、体験したり、使ったりするだけで価値があるということだ。
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