AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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福受け尽くすべからず 人の心に灯をともす 5355より 写真はMさんからいただいたプレゼントです(*☻-...

2023年05月25日 | 
【福受け尽くすべからず】5355



植西聰(あきら)氏の心に響く言葉より…


宝くじが当たったことで、金銭感覚がおかしくなって自己破産したり、家族でお金を奪い合った結果、一家離散したり、人生がおかしくなる人がいます。

たとえば、イギリス人のカリー・ロジャーズという女性は、16歳のときに190万ポンド(当時の為替レートで3億6000万円)の高額当選を果たしました。

しかし、彼女は車や家や豊胸手術などですぐにお金を使いきった上に、前科者と結婚し、ドロドロの不倫騒動や薬物問題などにも巻き込まれて逮捕され、最後は破産寸前の状況になってしまったのです。


彼女がもし、高額宝くじに当たるという「大きすぎる幸運」がやってきたときに、「もっとまわりの人に分ける」という考えを持てていたら、その運命は変わっていたかもしれません。

「分福(ぶんぷく)」という言葉があります。読んで字のごとく、自分の幸福を人にも分けてあげるという意味です。


『運と友だちになる習慣』日本実業出版社
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中国・宋の時代の法演(ほうえん)和尚の、自分を律するための戒め「四戒(しかい)」がある。


一「勢い、使い尽(つ)くす可(べ)からず」

勢いとは、調子のいいとき、勢いに乗っているとき、ブームの最中に、その運を使いつくさないこと。少し立ち止まって考えること。


二「規矩(きく)、行ない尽くす可からず」

手本通り、規則通りにやりすぎないこと。あまり杓子(しゃくし)定規にやると運が逃げていく。


三「好語(こうご)説き尽くすべからず」

正論を振りかざしたり、自分の考えや意見を押し付けすぎないこと。時には待つこと。言い過ぎれば運が逃げていく。


四「福受(ふくう)け尽くすべからず」

自分だけで福や幸運を独占しないこと。自分だけのものとすると早晩、運はなくなってしまう。


まさに、宝くじが当たったり、事業が大成功したようなときは、この「福受け尽くすべからず」だ。

人は調子に乗りやすい。

調子に乗っているときは、すべての福は自分のもの、自分が呼び寄せたものだと勘違いしてしまう。

そして、まわりへの配慮、すなわち、「感謝」や「おかげさまの心」がなくなる。


もし、自分に幸運が訪れたら…

福を、まわりの人たちに分けることができる人でありたい。






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