- 松永史談会 -

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すっかり忘れていた-著者青木茂氏(1898-1984)からの返信葉書発見の巻-

2021年03月26日 | 断想および雑談
『新修尾道市史』第一巻の表紙裏に著者青木茂氏から頂いた返信葉書を発見。
それがこちら。消印を見ると昭和51年11月4日となっていた。


新修尾道市史全6巻について、80歳の老人が1人取り組み、ご自身は不十分な内容に留まったことを大変悔やんでいられた。
尾道市側の予算の関係で最後の方は内容をかなり省くということもあったようだ。『新修尾道市史・第6巻』・あと書き(844-847㌻)に稿了後の心境(400字詰め原稿用紙13000枚、全6巻5000㌻分の執筆内容に関する反省点・今後の課題などを示唆)が綴られている。


青木茂氏の尾道史研究を編著書『尾道市史・上中下』(昭和14-15)、及び『新修尾道市史・全6巻』の中に探る作業を開始だ(ゴチは所蔵分、尾道市史下巻⇒目次・巻号へは橋本年誌などの近世資料編で新修尾道市史6と同じ)。
青木氏には児童文学・金光教教団そして歴史(経済史・地域史)関係の著書があるが地域史研究の作法についてはざっくりと俯瞰的に検討してみたい。

青木茂氏旧蔵文書
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