サムエル記21章 ダビデの逃避行
ここでは勇姿のダビデではなく、彼の弱さが一面に出てくる。
彼はヨナタンと別れて単身ノブの地に逃れた(2節)。ノブは祭司エリの子孫が住んでる町であったが、祭司アヒメレクに糧食パン5個を求めた。普通のパンはなく聖別された供えのパンを頂く。その時ダビデは逃避中である身分を隠した(3-4節)。この時サウルの家臣ドエグがいる事を知りながら、見過ごしてしまう失敗をした(これは後で後悔することになる22章22節see)。
更に武器を求めて、ゴリアテの首をはねた剣を手に入れる(9-10節)。剣を手にしなければならない人間的な弱さが伺える。
サウルの手を逃れてガトの王アキシュの下に来たが、民の噂を耳にして王を大変恐れた(11ー13節)。
そこで狂態を演じて敵意のないことを示さねばならなかった。サウルの狂った有様を見てきたダビデのこの演出は、真に哀れである(14-16節)。
この弱さの只中で、それにもかかわらず彼は「助けを求める叫びに耳を傾けてくださる」、「主は打ち砕かれた心に近くいます」ことを信じていた(詩34篇16、17、19節)。
キリスト者も弱さの只中で主を呼ぶ者である(Ⅱコリント12章9節)。
ここでは勇姿のダビデではなく、彼の弱さが一面に出てくる。
彼はヨナタンと別れて単身ノブの地に逃れた(2節)。ノブは祭司エリの子孫が住んでる町であったが、祭司アヒメレクに糧食パン5個を求めた。普通のパンはなく聖別された供えのパンを頂く。その時ダビデは逃避中である身分を隠した(3-4節)。この時サウルの家臣ドエグがいる事を知りながら、見過ごしてしまう失敗をした(これは後で後悔することになる22章22節see)。
更に武器を求めて、ゴリアテの首をはねた剣を手に入れる(9-10節)。剣を手にしなければならない人間的な弱さが伺える。
サウルの手を逃れてガトの王アキシュの下に来たが、民の噂を耳にして王を大変恐れた(11ー13節)。
そこで狂態を演じて敵意のないことを示さねばならなかった。サウルの狂った有様を見てきたダビデのこの演出は、真に哀れである(14-16節)。
この弱さの只中で、それにもかかわらず彼は「助けを求める叫びに耳を傾けてくださる」、「主は打ち砕かれた心に近くいます」ことを信じていた(詩34篇16、17、19節)。
キリスト者も弱さの只中で主を呼ぶ者である(Ⅱコリント12章9節)。