植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

あーびっくり!こんな組織が今でもあったんですね

2019年07月23日 | 植物
いやあ、聞きしに勝るとはこのことです。

昨日テレビをつけたところ、知らないおじさんが、汗だくで会見中、グダグダとしゃべっておりました。例の吉本興業の問題で社長の会見でした。

十分の準備期間があり、業界1,2の重鎮企業とあって、質問側も丁寧で遠慮がちであったにも関わらず、言ってることは支離滅裂に近く、まともな説明も出来ておりませんでした。何より、廃止はしましたが元上場企業のトップがこの程度の話しかできないことに、少なからぬ衝撃を受けましたね。というより、そもそもこの会社は、個人商店の域を出ておらず、今の社長も、ただ座って脅かすことに長けたノーミソに栄養が言ってない御仁に見えますな。

あまりの情けない応酬に早々でテレビは切りましたが、この人物は、攻めには強いが守りに入るとてんでダメになるタイプの典型とお見受けしました。お笑いの会社なので、シリアスな労使決裂の交渉にジョークをかまして、受けなかったですと、面白すぎます。ことの発端になった二人の芸人さんも、表情に垣間見える胡散臭さは隠せません。しかし、涙の会見で、大逆転し、世の中の注目を会社に向けさせ、見事に論点をすり替えました。この人達の方がよっぽど賢いのかも。いずれ、興行・芸能の世界は反社との距離が近く、いくら警戒してもおいそれと切り離せるものではありません。

ボクシングで、渡辺二郎というえらく腕っぷしの強いチャンピオンがいました。後になって、暴力団の幹部であることが判明し、なにかの罪で逮捕されました。この時に言われたのが、ボクサーがやくざに転身したのではなく、やくざがボクシングしていたのだと。それとあまり変わらないのかもしれませんね。

芸能プロダクションなどというものは、想像以上に前近代的であることを露呈しました。ガバナンスやらコンプライアンスとは無縁の組織であったのです。

 ただ、ここで、一つ疑念が湧くのは、ダウンタウンのお二方でありますな。今になっていかにもいい人ぶって仲立ちしているみたいですが、吉本のお歴々はほぼ全員がDTの元マネージャー、これはずぶずぶの関係でしょう。どちらが上なのかは知りませんが。裏も表も熟知しているはずの、お笑い芸人さんの頂点にいる二人が、「知らなかった」では済まされません。さんざん吉本で美味しい思いをしているわけですから、彼らに責任の一端を担ってもらうのが筋というもの。

梅雨明け宣言いたします。
空気が変わりました。青空も気温も間違いなく夏であります。学校もすでに夏休みです。暑くても、植物にとっては好ましい天気となります。スイカはダメでも、果樹全般は、少し乾燥気味で日照が続いてくれれば甘くなりますし、大きくなってくれるでしょう。












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