今回の山形県鶴岡市への旅で見かけたアンティークの避雷針をちょっとご覧下さいね。この建物は1884年に擬洋風建築として建てられた旧鶴岡警察署で致道博物館の敷地内にあります。
上の写真中央にそびえ立っているのがこれ。尖っている部分は比較的新しく見えるのでオリジナルではないと思いますが基になる膨らんだ部分は良い色に錆びていました。
1881年に旧西田川郡役所として建てられた擬洋風建築。これも致道博物館敷地内。
ここの時計台の上の避雷針は風向計付き。
建物の両サイドに付いていた避雷針。屋根瓦が日本風。洋式と在来の和を融合させた珍しい建築物ということでした。
説明書きもなく置いてあったもの。エントツの先に取り付けて使用する避雷針のようにも見える。
鶴岡市内に1915年に建てられた大宝館とその避雷針。
どうも古い金物を見ると気になってしまうのはもう半分病気のようなもの。左は以前にも紹介したご近所の方のご自宅で見せていただいたフランスの古い避雷針。CUPOLA FINIALということもある。右は横浜赤れんがの避雷針の絵。
避雷針は1749年にアメリカのベンジャミンフランクリンにより発明されたもの。横浜の山手洋館でも古い避雷針は見られないのに鶴岡市で多くの物を見られたのはラッキーでした。