ビアトリクスさんはあのピーターラビットの作者。子供の時から小動物の観察とスケッチをする事が好きだったけれどピーターラビットが世に出たのは36歳のときだったとか。
ビアトリクスさん39歳の1905年の写真を古いアメリカの雑誌に見つけました。出版は大成功だったのでこの頃にはすでに有名人だったのでしょう。ところが気になるのがこの帽子なのです。
これは1904年のストローハット。ボーターハット(日本ではカンカン帽)の流行で、女性でもサイクリングなどスポーツの時はトップが平らなボーターハット風の帽子が好まれたそうだ。ところがビアトリクスさんが手にしているのはクラウンが丸くて深めでまるで農夫の帽子のようではないですか。
田舎での植物や動物の観察を好んだとか晩年には牧羊場をもっていたりしたという事を聞いて「これがビアトリクスさんらしい帽子なのだな」と納得したのでした。
*撮影はお隣のお花屋さん「カントリーコンフォート」さんで*
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