今年の夏も随分とアイスクリームのお世話になったものだ。さて、このローズ・オニールさんによるアイスクリームを食べているキューピーさんの絵は1910年代に描かれたと思われるけれど、どうやってアイスクリームをこのグラスに入れてデコレーションしたのでしょうか?
答えはこのアイスクリームディッパー(ディッシャー、スクープとも呼ばれる)。19世紀末にはアメリカではドラッグストアなどでも現代の「31アイスクリーム」みたいにアイスが売られていたけれど、まだディッパーは発明されていなかったので大変な思いをしながらアイスを売っていたらしい。たまたまドラッグストアでアルバイトで働いていた、ちょっと機械いじりが好きな少年が考えたのがこのような道具。1897年にはパテントを取ったらしい。
アメリカはかなりのアイスクリーム消費国。やがて左のようなハート型のものや右上のようなアイスクリームサンド用のものや右下のようなバナナスプリット専用のディッパーも作られるようになった。
これは1908年製だけど現代のに近いデザインだ。アメリカの家庭ではアイスクリームは業務用みたいに大きな容器入りを買うことが多いからアイスクリームディッパーは一家に一つの必需品と言えるでしょう。
*ディッパーの写真はKOVELS ON ANTIQUES AND COLLECTIBLES VOL.30 NO.11から*
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