はっきり言ってアンティークは私には未知の世界。でもその素性を調べる難しさは和物ほどではないので慌てることはない。そして出どころを調べたりするのがまた楽しみなわけ。例えば小型アコーディオンを演奏している粋な水兵さん風お姉さんの置物。アメリカのアンティークとかメイドインジャパンの置物をずっと見てきたので、どうもヨーロッパのものだということはわかった。
手がかりは底についているスタンプだけ。でもインターネットという味方がついているでしょう。ここでのポイントは英語で調べるということ。この場合だったら"ceramic"とか"stamp"とか"crown"。それと当たりをつけて"germany"。
同じ水兵さんでもこれは私にはおなじみの物。こう見えても50年以上は経っているという日本製のものだ。これは底にスタンプはついていないけれど私そのものがアンティークに近づいてきているのでわかること。日本語では窯印とも言われるスタンプは便利なシステムで、場合によっては制作された時期だけでなく、はっきりと年と月までわかるものもあるのだ。この話はまた別の時にね。
*OMAKE*
*手作り水兵さん型木製のワインオープナー*
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