ポストカードは19世紀中頃に印刷されるようになったらしい。簡単にメッセージを伝えられることからアメリカでは1907年ごろから数年間、特に流行ったようだ。はやりのものとなれば、はやりのファッションを印刷してたくさん売りたいと思うのが人間の常。これは1909年のモードと書かれたポストカード。当時流行った巨大な帽子は風刺のまとだった。
1908年の日付入り。大きな帽子は頭に安定させるためにハットピンが必要だった。乗馬やオープンカーに乗るときなどはこんな風にスカーフを使うことも。
かんかん帽の変形をスポーティーな女性や女学生も被るようになってきた。
1910年代に入ると髪を短く切る女性が増えて。帽子はシンプルなデザインになってくる。
1920年代になってやっと女性もベレー帽を被るように。ココシャネルのおかげね。
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