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東京国立博物館に正倉院の宝物を見に行った時に見かけた上野の森美術館で開催中のゴッホ展の看板。へー、ゴッホも麦わら帽子なのね。フェルトの立派な帽子をかぶった自画像もあるけれど、麦わら帽子の自画像も何点かありそうなので、この時代とゴッホ(1853-1890)を取り巻く世界の帽子をちょっと見てみましょうか。
植物の茎などの繊維質の部分を編んで日よけの帽子にすることは昔から世界中で行われていたことだけど、イタリアのトスカン地方などで帽子にするのに適した上質のストローが世に知られるようになったり、16世紀の末にはイギリスで麦わら帽子作りが奨励されるようになったことなどで、ヨーロッパでは身分に関係なく麦わら帽子が被られるようになったらしいのね。夏の日よけ帽としての麦わら帽子は今でも必需品でしょ。麦わら帽という素材のラフな感じがゴッホの作風にマッチしているとは思いませんか。
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左のオランダの農家のお嫁さんの被り物はより装飾的になっているけれど、右は16世紀後半のオランダの麻の被り物。日本の女性は手ぬぐい一本で姉さんかぶりをしていた。姉さん被りもできる手ぬぐいは偉い!
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乗馬中でも風を受けて帽子が落ちないように、前にだけブリムがついたいわゆるキャップは軍隊用として19世紀になると出現してくる。その後野球帽、ヨット帽、ハンチング、学制帽などと形を変えてくる。右のイラストは1833年のドイツ。
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ジャガイモを食べながらも男性が帽子を被っていたり、女性は被り物をつけているのが興味深い。単に寒かっただけのことかしら。
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