アイロンと言ってもこのアイロンだけでなく”鉄製品”のお話。(アイロンにはプレシングアイロンという本名があるのだ)
台所にかまどが作られるまでは、お料理はこの絵みたいに暖炉のような場所で作られていたらしい。火に直接おなべを置いたり、ぶら下げて火にかざして調理されたり、近くの壁には鉄製の調理道具がぶら下げられていた様子。1607年にイギリスからの移住が始まって以来、まず開拓や家づくりに必要な斧などの道具を作る必要に迫られてブラックスミスと言われる人たちが活躍して色々な鉄製の生活必需品を作ったのでしょう。
トンテンカンという鍛冶屋さんの音が聞こえてきそうな手作りのコーヒー豆を煎るための道具。長い柄に刻まれた模様が職人さんの手仕事を感じさせてくれる。
一見味気ない工業製品に見えるけど、これはコーヒーミル。下に箱がついたものは今でも使われるけれど、これは壁に直接取り付けたり、小さな板切に取り付けたりして使われていたもの。これは1880年代のものらしい。鉄製の生活雑貨はペイントされたものが多く、これはjapanと呼ばれる黒いエナメルがペイントされている。
trivetー三つ足のおなべ敷き。今でも使われているおなべ敷きだけど、これはかなり古いもの。女の子、くまさん、木、家がデザインされていて、何やらほのぼのとしたお話が見えてくるので大好きなトリベットの一つ。壁に飾ったら素敵なキッチンのアクセサリーになるでしょう。
ワンちゃんのドアストッパー。以前、アンティークマーケットで黒一色のペイントだけど同じ形をしたドアストッパーが大量に安いお値段で売られているのを見たことがあった。これだけに限らず鉄製品はりプロダクションが出回っているので気をつけましょうね。これらは酸やソーダなどでサビを出して古く見せようとしている。若く見せようとするための整形と同じように、無理やり古く見せようとするものゾッとするでしょう?本当に使い込まれて古くなってきたものは、たとえペイントされていても表面のあたりが柔らかくまろやかな感じになっていて、美しい自然なツヤが出ているものなのだ。
*この記事はアメリカにいた頃に書いたものに少し手を加えたものです*
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