主に手を拭くのが目的のハンカチに季節の行事をプラスするという感覚は日本にはないのかもしれませんね。アメリカのビンテージのハンカチを探していると、ハートをモチーフにしたバレンタインのハンカチとか赤と緑のクリスマスのハンカチを目にする事があります。これは珍しく手に入れたクリスマスのしかもTammis Keefe(タミス・キーフ)さんのものでした。
タミス・キーフさんは1913年生まれ、1960年に46歳で亡くなったアメリカのテキスタイルデザイナーで、亡くなるまでに少なくとも400種類のハンカチのデザインを成し遂げているそうです。これはすでに手放してしまったハンカチですがウィットのある楽しいデザインと50年代らしい色使いですね。
50年代の色とはピンク、ターコイズブルー、ゴールド、黒などです。
とぼけた味。
仕事としてはハンカチのデザインが多い様ですがキッチンタオルも手がけています。スカーフや服などはとてもレアだそうです。アメリカにはキーフさんのすごいコレクターがいますので興味のある方はこちらをどうぞ!
Tammis Keefe コレクション
OMAKE