McCoy's Country Store ■ blog

横浜本牧の小さな小さなアメリカン・アンティーク雑貨屋ののんきな日々・・

● 帽子の話 Vol.10 ジャズエイジ(1920年代)

2010-08-31 12:20:57 | ● 帽子の話
今見ると当たり前の帽子に見えるけれどこのクロッシェ(フランズ語でベルという意味)、当時は新発明とも言えるほどの画期的なデザインの帽子だったのです。帽子はクラウンとブリムといわれるつばから出来ていますがこのクロッシェの様に頭をすっぽりと包むほどの深いクラウンの帽子は長い髪の大きなヘアスタイルの時代にはあり得ないデザインだったのです。


髪をばっさりと切ってボブというスタイルにするのが流行。このヘアスタイルだからこそあり得たのがクロッシェ。それともクロッシェの為に髪を短くしたの?
日本でも大正時代から昭和初期にかけて欧米の影響をうけてモガとよばれる女性が出現した。



(左)本当に釣り鐘の様な形。これは自然素材のストローで出来ています。(右)黒いホースヘア製。赤に花のトリミングがとてもアールデコ。


(左)後にはブリムが上にまくれ上がったデザインが出現。(右)この帽子ならばゴルフの時でも邪魔にならない。

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