JR九州のD&S列車シリーズです。「はやとの風」に乗りました。「はやとの風」は、鹿児島中央から、鹿児島本線、日豊本線、肥後線を、吉松まで走る列車です。インターネットから予約すると、座席は自動指定されるのですが、今回、２号車の３A、二人掛けの席が指定されました。鹿児島中央から吉松に向かう、はやとの風２号に乗車しました。はやとの風の車両も、いぶたま同様、中央部分の展望エリアが大きくガラス窓になっていて、とてもおしゃれな感じです。乗車した2号車の車内は、どちらかというとしっとりレトロな雰囲気でした。一方、１号車は、明るくモダンな感じです。利用者の多くは、観光客なので、指定席を予約して乗車しますが、地元の方の利用もあるので、自由席も少し設けられています。鹿児島中央を出発してしばらくすると、錦江湾の向こうに桜島が見えました。はやとの風は、途中の停車駅のいくつかの駅で、観光時間が設けられていました。途中駅で、観光のために下車したのは、嘉例川駅、大隅横川駅でした。どちらも、古い駅舎が使われていて、また観光用に地元の方が売店を開いていたり、雛人形が飾られていたりしました。嘉例川駅は、駅弁で有名です。この駅で売られる、「百年の旅物語かれい川」という駅弁は、日本一になったこともあるそうです。私は、隼人駅で、車両に積み込まれた瞬間に、車内のカウンターに出向き、当日販売分をゲットしました。とても美味しかったです。
