暇になったからか。新型コロナウイルス感染症対策分科会が指標をリニューアルするそうである。現行のステージに代えてレベルを導入し、医療機関の逼迫度合いを考慮して1から4までに分類するらしい。レベル0は感染者数も0と云う夢の様な状態だから、現状はレベル1となろうか。新規感染者数の数値は参考とするがそれを数値指標には用いないとの事である。現状に即したアップデートではあるが、だったらステージの内容を書き換えれば済む話である。何故文言を弄るのか理解に苦しむが、官僚的には指標の連続性の方が大事なのかも知れない。ともあれこれが了承されれば関係する公文書は全部作り直しであり、雇用の創出と云う意味では日本経済にプラスなのだろうが、現場の苦労を考えると諸手を挙げて賛成するのはやや躊躇われる。ステージにせよレベルにせよこっちがやる事に何か違いが有る訳でも無い。行政のスリム化は難しいものであると改めて思うのである。