漢のロマン、続々と現実化である。楽天モバイルは人工衛星を基地局とした通話・データ通信サービスを2026年に開始するそうである。KDDIはSMSに用途を絞り込んでいるのに大丈夫かとも思うが、実験では上手くいっているらしい。実際に数万人が一斉に通話したらどうなるのかは分からないが、基地局が無い・使えないエリアでの運用を優先しており、そんなに殺到する事は無いとの目論見なのだろう。そんな事よりも折角割り当ててもらったプラチナバンドを活用して地下鉄でも繋がり易くする方が先に思えるのだが、それはどうでもいい。iPhoneも14以降であれば圏外での緊急通報に限って衛星通信が出来る様になったし、今後他社も追随すると予想している。実際に使える機会がそうそう有るとも思えないが、山登りする人とかにとっては安心材料となろう。楽天モバイルの場合あと2年会社が持つのかと云う別のリスクも存在するが、漢のロマンを貫徹してくれると信じているのである。