《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

花言葉は「復讐」

2008年04月03日 22時33分13秒 | Weblog
あなたは奥菜恵さん主演作『弟切草』をご覧になったことがありますか?


私は今朝、めざましテレビを拝見しておりました。
自分ちのテレビで拝見もへったくれもないんですが、
J.Jエイブラムス:プロデュースの映画『クローバーフィールド HAKAISHA 』
の特集をやっておりました。

制作サイドの意向で、どのようなストーリーなのかは
ほとんど紹介できないらしく、
POVというカメラワークに話題を特化して、
この映画の魅力を伝えようとしていました。
なかなか意欲的なコーナーとなっていまして、興味深く見ることができました。

P.O.Vって何の略なのか、ちょっと忘れましたが、
とにかく主人公の視野に入った映像を見せているという想定で、
ハンディーカメラを駆使して、画面作りをしていく手法なんだそうです。
いま、とっても流行りつつあるんだそうです。
『REC』なんて映画もそうなんだそうです。
『ジョーズ』が実はこの手法の先駆なんだそうです。
大胆にも主人公役の役者にカメラを渡して撮影させた映像を
直接使ったシーンもあるんだそうです。


はい、もうおわかりですね。
このカメラワークは、既に『弟切草』で採用されていたものではありませんか。
世に出るのが数年早すぎましたか。
ゲームとしての『弟切草』にはまった人々にはストーリーを、
映画愛好家には落語の落ちのような結末を、
さんざんにたたかれ、悔しい思いをしましたが、
映像についても
「見ていると車酔いをしたように気分になる」
とかなりたたかれました。

その点だけは、時代の先を行きすぎてしまっただけで、
あそこまでたたかれなくてもよかったのではないか、
とちょっと思いましてね。
先駆者の悲哀とでも申しましょうか。

私は(今更言うなよといわれるでしょうが)
あの撮影方法は斬新だなと面白がっていたんですが。


あと、今朝のめざましテレビで、為になったこと、
麻生久美子さんの「久美子」は「大場久美子」さんに由来していたということを
知ったこと。
ちょうど「荒木大輔」氏と「松坂大輔」に同じ関係だったんだって。