茶道、華道のような芸道。柔道、剣道のような武道。「道(どう)」という言葉は、技術のみならず、自分を律する精神性の高さ、礼節を重んじる生き方を表しています。
さどう、かどうのような げいどう。じゅうどう、けんどうのような ぶどう。「どう」ということばは、ぎじゅつのみならず、じぶんをりっする せいしんせいのたかさ、れいせつをおもんじる いきかたを あらわしています。
先日宿泊したホテルの大浴場には、入浴時のマナーについて、4か国語で説明がありました。そのホテルが、「温泉道」を発信しています。
せんじつ しゅくはくしたホテルの だいよくじょうには、にゅうよくじのマナーについて、4かこくごで せつめいがありました。そのホテルが、「おんせんどう」をはっしんしています。
1.脱衣所では、 服はすべて脱ぐ。静かにする。だついじょでは、ふくはすべて ぬぐ。しずかにする。
2.洗い場では、湯船にはいる前に、体を洗う。静かにする。あらいばでは、ゆぶねに はいるまえに、からだをあらう。しずかにする。
3.湯船につかる前に、体の末端から、かけ湯をする。ゆぶねに つかるまえに、からだのまったんから、かけゆをする。
4.忍者のように、そろりとはいる。にんじゃのように、そろりとはいる。
5.体を落ち着けたら、湯の心地よさに身体を任せる。ここで「ああ」と至福の声を出す。からだをおちつけたら、ゆのここちよさに からだを まかせる。ここで「ああ」と しふくのこえをだす。
6.あとはひたすら忘我の境地で。のぼせないように注意をする。あとはひたすら ぼうがのきょうちで。のぼせないようにちゅういする。
また、マナーとして、撮影禁止、食べ物飲み物の持ち込み禁止、シャワーがほかの人にかからないようにする、酔ってはいらない、タトゥーは禁止される場合がある、などが紹介されていました。
また、マナーとして、さつえいきんし、たべもののみものの もちこみきんし、シャワーがほかのひとにかからないようにする、よってはいらない、タトゥーはきんしされるばあいがある、などがしょうかいされていました。
お互い気持ちよく公共の場を使えるよう、押し付けではなく、わかりやすく発信することは大切です。夜鳴きそばと大浴場が有名なこのホテルの取り組みはすばらしいと思いました。
おたがい きもちよく こうきょうのばを つかえるよう、おしつけではなく、わかりやすく はっしんすることは たいせつです。よなきそばと だいよくじょうがゆうめいな このホテルのとりくみは すばらしいとおもいました。
「NIPPON」を愉しもう温泉道ONSEN DO DORMY HOTELS & RESORTS
(許可を得て、掲載しています)
まだ つゆもあけていないのに、りっぱな せみを みつけました。
次回の日本語学習は、9月2日(月)午後2時からです。夏休みの思い出をたくさん作ってきてください。
ブログ・HPは毎週更新しています。