雄ウコッケイのこと

きのうは久しぶりの晴れ。
それで覚悟を決めて雄ウコッケイいをさばくことに。権力闘争に敗れて倉庫に仮住まいしていたとてもおとなしい薄幸のウコッケイを。

籠から出すときにちょっと騒いだ。これからのことがわかってたのかも知れない。でもあとは静かだった。羽交いにしにくかったのでしなかったけどそれでもあばれなかった。あまりにおとなしかったのでとても気がとがめた。

皮はうわさどうりのグレー。でも肉はそれほど黒くはなかった。それから油分がすごく多かった。羽がふさふさしていたので大きく見えたけど、肉は少なかった。

これで鶏をさばくのは３回目。少しは手際はよくなったけど、やっぱり何回やってもなれないな。
今日は倉庫に入るたびについ目が鶏かごに行き、慌てて目をそらす。空っぽの鶏かごがとてもむなしい。