ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

ヒヨコ

2007年06月30日 09時39分28秒 | 鶏の話
餌やりのときにふと抱卵箱を見たらヒヨコがいる!
一羽、2羽・・・。
黄色い丸々としたヒヨコが。
そして3羽目はうずくまっていた。
羽毛も少ししか生えてない未熟児。
死んでるのだろうか?
取り出そうとしたら小さい声で「ピヨピヨ・・・」と鳴きだした。
生きていけるだろうか?

昼、鶏小屋に行くと、あれっ、ひよこが一羽増えてる!
それに孵って最初の一日は何も食べないと聞いてたのに、もうヒヨコたちは餌を食べている。
でも未熟児ヒヨコはまだうずくまっている。
精一杯息をしながら。

夕方・・・、未熟児ヒヨコは死んでいた。
とっても短い数時間の命だった。
何のために生まれてきたのだろう?
わずかな時間を生きるためだったのだろうか?

7個のタマゴのうち孵ったのは4個。
そして生きたのは3羽。
孵らない卵が1個残った。
里親のワーレンがまた抱き始めた。
未熟児ヒヨコのかわりに生まれて生きてくれたらいいな。

ところでいつも思う。
ヒヨコも子山羊も生まれるとすぐ歩き出す。
メダカもすぐに泳ぎだす。
それなのに人間の赤ちゃんはいつまでたっても寝たままだというのは、いったいどういう了見だろう。
そこのところを十分に反省して心を入れ替えて
もっとヒヨコや子山羊やメダカを見習ってほしい。
コメント (4)
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