山羊を増やすには雄山羊の問題がある。
雄山羊は臭くて力が強く扱いにくい。
それでたいていの人は去勢するか業者に手放してしまう。
そのため種付けできる雄山羊が少なくなり発情のとき雄山羊を探すのに苦労する。
また近親交雑の危険も増えてくるし、
地域全体でウィルスに感染する事態も起きてくるだろう。
そのためには
・山羊の戸籍を作る。
(1)生まれた牧場・名前・種類・生年月日
(2)両親の生まれた牧場の名前・種類・生年月日
(3)子供の名前と生年月日、父親の生まれた牧場の名前・種類・生年月日
~を記録しておく。
最も名前はシロとかユキとか同じような名前が多いだろうから固体識別番号のほうがいいだろうけど、それは難しいので当面は名前だけでもいいだろう。
・雄山羊のマップを作る。
牧場・生年・種類・種付け料・・・なども記載して会員でその情報を共有する。
今まで何回か種付けしたけど種付け料は払ったことはない。
すべて飼い主の好意に頼ってきた。
しかしやはり種付け料は必要ではないだろうか。
そうしないと雄山羊を飼う人は増えないだろう。
それにどっちにしてもそれなりのお礼はしてきたので、それなら種付け料を払ったほうが簡単でいい。
そして種付け料もある程度基準を作るべきではないだろうか。
そのほうが種付け料を取りやすいだろう。
現在知ってる限りでは3000円から10000円までばらばらだ。
・獣医のマップを作る
山羊を診たことのある獣医は少ない。
それで山羊の獣医の情報もほしい。
去勢手術や除角できるところの情報も。
・子山羊の譲り合い
毎年春になると子山羊がほしいとか子山羊をあげます、とか言う希望がいろんな山羊ネットにのる。
でも遠いところだったり、雄山羊をもらってくれる人がいなかったり、なかなか上手くいかない。
そこでブロックごとにそのような情報を共有化できないだろうか。
そして会員に譲る場合は原則無料、せいぜい種付け料程度にする。
その代わり無料でもらった人は無料で人にあげる。
またあげた人が病気や事故で山羊がいなくなったときにはもらった人は子山羊が生まれたら優先的にあげた人に返す。
こうすると保険の意味も出てきて上手くいくかもしれない。
~以上のようなことはまず全国山羊ネットワークというレベルでなく地域のブロック単位にとり組まないといけないことだろう。
ブロック単位の山羊ネットワークの充実が望まれる。