ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

歯医者

2009年01月24日 16時06分27秒 | 田舎暮らし
ついに覚悟を決めて歯医者に言った。
先月歯に詰めてたのが外れたのだけど、歯医者に行くのがいやでずっと我慢してたのだ。
でも我慢できなくなってついに観念して行ったのだった。

きっと世の中の職業の中で歯医者ほど人から嫌われる職業は無いだろう。
歯医者に行くのが好きで好きでたまらないという人には、
「あのキーン、キーンというのがたまんないのよね。
そしてチクッ!って来るのが・・・。
もうぞくぞくしてきて癖になりそう!!」
なんて人にはお目にかかったことがない。

歯医者に行くと

「は~い、お口を開けて」
キーン、キーン・・・・、
チクッ、チクッ・・・
「ン!!」
「バキューム」
ガ~
「はい、口をゆすいで下さい」

この繰り返しが延々と続く。

キーン、キーンと歯を削る暴力的な音。
そしていつチクッとくるかわからない恐怖感との戦い。
なんでこんな責め苦に合わないといけないのだろう?
確かに過去の自分を振り返ると、ろくでもない人生だった。
でもだからといってこんな責め苦に合わなければいけないようなことした覚えは無いぞ。
・・・なんて考えるまもなくまたしても

「は~い、お口を開けて」
キーン、キーン・・・・、
チクッ、チクッ・・・
「ン!!」
「バキューム」
ガ~
「はい、口をゆすいで下さい」

子供のころから歯医者は少しも変わっていない。
虫歯を削って詰めるだけ。
医者だったら削るのでなく元通りに治したらどないやねん。
内科医は腹が痛いからって腹を削りはしないぞ。
ちゃんと薬で治すだろう。
これがほんとの医者というものだ。
だいいち虫歯なんか素人が見てもわかるぞ。
ところが内科医は脈をとり聴診器で音を聞いただけで病名を当てる~本当に当たってるかどうかは知らないけれど~、そして薬を処方して 病気を治したものだ。
ところが歯医者は最初から治そうなんて気がなく、ただ削り取るだけ。
これで医者といえるか。
・・・なんて考えてるとまたしても

「は~い、お口を開けて」
キーン、キーン・・・・、
チクッ、チクッ・・・
「ン!!」
「バキューム」
ガ~
「はい、口をゆすいで下さい」

しかも悔しいことにキーン、キーンとやってるのは若い女性。
あんたほんとに免許持ってるの?
まさかもぐりではないだろうな・・・
それともサディズムの気があるのでは・・・
なんて考えてるとまたしても、

「は~い、お口を開けて」
キーン、キーン・・・・、
チクッ、チクッ・・・
「ン!!」
「バキューム」
ガ~
「はい、口をゆすいで下さい」

そういえば内科医にもかなりいい加減なやつがいたな。
風邪専門の医者が。
いついっても「風邪ですね」といわれて風邪薬をもらった。
ところがぜんぜん治らないので別の医者に行ったら、まったく別の病気だった。
そうそう、検査専門の医者もいたな。
しょっちゅう検査ばかりしてたのが。
そして後で気がついた。あの医者自分に自信がなかったんだなと。

「は~い、お口を開けて」
キーン、キーン・・・・、
チクッ、チクッ・・・
「ン!!」
「バキューム」
ガ~
「はい、口をゆすいで下さい」

こうして身も心もくたくたになったころようやくこの責め苦から開放される。
そのうえなんと金までとられた。
逆に金をもらいたい気分なのに・・・。
歯医者とはまったく極悪非道というほか無い。
しかもこれで無罪放免というわけではない。
次回の拘留日まで約束させられた。
冬の風が歯にしみる。
コメント (3)
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H2ロケット打ち上げ成功。

2009年01月24日 09時18分24秒 | ニュースの中から
H2ロケット打ち上げ成功。

そして大阪の中小企業のグループが作った「まいど1号」の人工衛星成功。
「まいど1号」といういかにも大阪らしいセンスのないネーミングがいい。
これで雷を観察するらしい。
しかし雷を観測してどないすんねん。
ここはひとつ大阪らしく景気よくいったらどないやねん。
・・・と、思わないでもない。
「まいど1号」が頭上を通るたびにかに道楽やくいだおれやづぼらやの音楽がなって「まいどおおきに」とか「もうかってまっか?」という声が聞こえる
・・・なんてどうだろう?
雷よりもよほど効果的だと思うのだけど。
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