ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

田舎暮らし断想~里山

2011年08月18日 15時13分52秒 | 田舎暮らし
今、日本の里山は消えようとしている。
過疎化高齢化がすすみ、そのうち日本のほとんどの中山間地の里山は廃村になってしまうだろう。
今、昔の人が一生懸命になって作った棚田や段々畑がジャングルになり自然に帰ろうとしている。
それがとっても残念で何とかしたいと思った。
でも・・・
今、必ずしもそうは思わない。
これでいいのではないか・・・とさえ思う。

里山の自然は人間に都合の良い自然だ。
絶えずエネルギーをかけないと維持できない自然だ。
草刈をし、柴刈りをし、畑を耕し・・・
でもそれがいいことだろうか?
「里山の自然を守れ!」といってる人に言いたい。
里山の自然は良くて本当の自然は悪いのだろうか?と。
そう思うなら、屋久島や白神山地を里山にかえろといえばいい。
でもだれもそんな話にのっては来ないだろう。

里山は自然から一時的にお預かりしているものだと思う。
それで必要なくなったら自然にお返ししたらいい。
無駄に税金を投入して維持する必要はない。
日本の里山の8割から9割はつぶれてもかまわない。
本当にそこに住んでる人が必要だと思い自分たちの力で維持しようと努力しているところだけ生き残ればいいじゃないか。

・・・と近頃こんな風にも思っている。
コメント (2)
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