ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

「シャクンタラ」

2018年11月23日 18時36分37秒 | 本の中から
歴史も文学も音楽もあまりに欧米中心じゃない?
世界はもっともっと広いのだよ。
それなのにみんな西洋人の目で、狭いで目で、世界を歴史を見ていない?
と、今、たまたま筑摩世界文学大系「インド・アラビア・ペルシャ集」を読んでてつくづく思った。

カーリダーサの「シャクンタラ」を読んだ。
とってもしっかりした戯曲で現在でも十分通用する。
事実今もよく上演されているらしい。
カーリダーサは4世紀から5世紀にかけて生きた人。
そのころこんな立派な戯曲を書いた。
これって時代を超越した天才だと思う。

そんな天才めったに現れない、でもたまに現れる。
音楽ではバッハやモーツアルトやベートーベンはもちろんのことそれよりも古いモンテベルディ。
モンテベルディのオペラは今でも上演されている。
ヘンデルのオペラがまず上演されることはないのとは大違い。
カーリダーサの劇が今でも演じられる。
カーリダーサは時代を超えた超天才だと思うのだよ。

さらにペルシャの「王書」の著者フェルドゥスイー。
今回は残念ながら部分訳でしか読めなかったけど、
これはホメロスの「イーリアス」に匹敵する作品、叙事詩。
しかも「イーリアス」よりもはるかに壮大だ。
フェルドゥスイーは紀元1000前後に生きた人。
きっとイーリアスも意識してたのだろうね。
そしてイーリアスよりもはるかに長い壮大な叙事詩を作った。
読んでてもイーリアスと同じくらい面白い。
近いうちに全編を読もうと思っている。

それからペルシャのオマルハイヤームの「ルバイヤート」
これは愛読者だったので昔何度も何度も読んだ。
「ルバイヤート」話は尽きないので次回に回そう。
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木枯らし

2018年11月23日 17時57分24秒 | 田舎暮らし
今日もとっても寒かった。
昨日はもっと寒かった。
おまけに風も強かった。

昨日は木枯らし1号だとか。
庭にはいっぱい杉の枯れ葉が散乱していた。

杉の枯れ葉、とっても重宝している。
七輪や薪ストーブの焚き付けに使う。
普通のうちだったら多分紙を使うだろうね。
でもね紙って、雑誌、チラシ、特に新聞紙は気になってならない。
黒インキのだけのころの新聞紙はきっと安全だったのだろう。
でもカラーインクは?どうなんだろうね?
なんか有害なような気がする。
とりわけ朝日・毎日の新聞紙は、さらに有害な気がする。
もちろん単にそんな気がしてるだけなのだけど・・・

そのてん杉の枯れ葉は安心できる。
この灰を畑に投入するのだからね。

そうそうここら辺をとってもこだわっているのだよ。
朝日・毎日の灰で畑を汚染されてたまるか!
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