
毎年毎年咲くけれど、
ついつい気になって、
毎年毎年撮ってしまう。
このまんねりが梅の魅力かな?
梅だけでなく花の魅力かな?

これは明るさを変えて撮った写真。
なんかほぁ~~んとしたのがいいよね。
いかにも初春、という気がしない。?

確か「紅梅もと暗し」なんてことわざがあったよね?
違ったかな?
まあ、いいや・・・
夕暮れの梅もいいと思わない?
花はぼんやり・・・でも香りがとっても立ち込める。
こんなに梅の香りって強烈だったのかぁ~~~!
朝や昼には気づかない日暮れの梅の魅力。
万葉時代は花というと梅。
盃に梅の花を浮かべて呑みたいな
思いっきり呑んだら散ってもいいじゃない!
すると
お上も許した今夜のお酒
明日も呑むんだ散らないでね
こんな万葉時代の梅の花の歌を読むととっても楽しい気分が浮かんでくる。
万葉時代の女子会の雰囲気が・・・
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* 酒杯(さかづき)に 梅の花浮かべ 思ふどち
飲みての後は 散りぬともよし
(大伴坂上郎女)
(その返歌)
官(つかさ)にも許したまへり 今宵のみ
飲まぬ酒かも 散りこすなゆめ
飲まぬ酒かも 散りこすなゆめ



