人類には未だに爬虫類の血が混ざっているのかもしれない。
ましてこのぐうたら百姓にも人一倍混ざってるのかもしれない。
だって寒いとまったく動こうとしない。
そしてようやく暖かくなってやっと動き出したのだから。
そうそう今までの冬眠生活も、今までのぐうたら暮らしも、
これはひとえに自分自身のせいではなく、
長い長い人類のたどってきた道、その宿命を人一倍背負ってきたせいなのかもしれない。
というわけで、近頃やっと、長い長い冬眠生活を終え、目覚めてきた。
そうそう、そろそろ活動の時。
昨日今日、体の節々が痛むほどに動いている。
なんとも春は忙し。
日課の鶏の世話以外にも、タケノコを掘った、シイタケやウドを収穫したり、やり残した雑木を伐ったり笹を伐ったり・・・なんせなり残した仕事がいっぱい!
毎年毎年、同じ仕事の繰り返し。
わたしゃシジフォスか?
昨日今日、体の節々が痛むほどに動いて、
仮置きしてたシイタケの榾木を、
本置きにすべく半分だけ移動させた。
あとの半分は明日だよ~~~
でもシイタケが出てくるのは来年の秋、あ~あ、なんとも長い話だね。
さらにさらに雑木を伐って薪にしようと農園の片隅に積み上げている。
これが薪になるのは2年後。
さらにこれが植林業ともなると苦労して植えた苗木が伐採できるのは50~60年後、子供の世界になるのだからね。
もうやってられないよね。
もうやってられないよね。
そんなこんな長い長い時間を田舎では過ごしているんだよ。