タケノコの受難の季節が始まった。
あちこち無残に蹴り倒されたタケノコの残骸が散乱している。
世が世ならば立派な竹に育ったものを・・・
その一方でタケノコ盗りもまた根こそぎタケノコを盗っていく。
蹴り倒すくらいならタケノコをあげたらいいのに・・・
でもそうはいかないらしい。
盗られるくらいなら、蹴り倒したほういい。
うむ、その気持ちもわかるけどね。
我が家ではもちろん蹴り倒すようなことはしないよ。
ちゃんと収穫するのと育てるのと選別しているよ。
そして収穫したものは騙して他人に押しつける。
騙して?いえいえそんなことないよ。
騙して?いえいえそんなことないよ。
ちゃんと食べれるのを、美味しそうなのを、押し付けてる、いえいえあげてるんだよ。
それでも残ったら、炊いて鶏のエサにしている。
でもそのうち、こっこっこっ、こんなものいらねぇや~!、
なんて鶏も言い出すかもしれないね。
でもまあその頃はタケノコももう終わり。
そして静かな里山暮らしが戻ってくる。