ミョウガタケを肴に焼酎を飲んでいる。
ミョウガタケはまだ出始めなので小さく細い。
そこでついついケチって薄く剝くと苦みが残る。
ここはやっぱりどばっと厚く剝きたいもの。
そしてケチケチミョウガにもろみをつけて食べている。
もろみというとやっぱりブンセンの「花も」に限る。
ブンセンはこの「花も」だけでなく「アラ!」とか「塩っぺ」とか、
なんともわけのわからぬネーミングの商品を売ってる、この町では数少ない全国区の会社。
いつも陶芸教室で公民館に行くたびにこの本社・工場の前を通っていく。
そしてそのたびに、あら?
去年だったか、公民館講座にブンセンの人が、なんかそれなりの偉いさんが講師になって、ブンセンの歴史の説明をしてくれた。
こんな時、民間の会社だったらここぞとばかり、会社のチラシやサンプルをいっぱい持ってきて宣伝するものだけど・・・
受講者もそんな下心をもって・・・
サンプルをいっぱいもらえるかなぁ~なんて下心をもって・・・
サンプルをいっぱいもらえるかなぁ~なんて下心をもって・・・
確かにいつもよりもずっと受講者は多かったけど・・・
そこはやっぱりブンセン!
ブンセンをなめてはいけない。
さんざんブンセンの宣伝を聞かされた挙句、期待のサンプルはまったくなし。
それどころか、チラシさえも配らない。
「欲しい人は公民館の窓口に置いているのでもらってください・・・」ということだった。
「欲しい人は公民館の窓口に置いているのでもらってください・・・」ということだった。
(そんなものいるか!)
いえいえそんな花しじゃなくて、いえいえそんな話じゃなくて、ミョウガタケの話。
今、ゴールデンウィーク、でもそんなことなんて関係ねぇ~や、とばかり、
今年もまたまた家にこもって、焼酎を飲みながら、ミョウガタケに「花も」をつけて、ぐじぐじ、ぐじぐじ食べている。
今年もまたまたいつものようなに、いつものような春を送っている。