最近は暇な時は埴輪を作っている。
(もっとも、いつでも暇だけど・・・)
ちびりちびり作っている。
昨日は腕と足を今日は手と足先を作った。
ちびりちびり作っている。
昨日は腕と足を今日は手と足先を作った。
埴輪を作るととっても落ち着く、とっても楽しい。
これが皿やマグカップや植木鉢や花瓶などとなるとやっぱり実用を考える。
そして卑しい邪な気持ちについなってしまう。
その点埴輪は何も考えないで気楽に作ることができる。
埴輪は何の役にも立たないから・・・
まあ昔はそれなりに役には立っていただろうけど、
今ではなんの役にも立たない。
そうそうその役に立たないところがいい。
まるで自分自身を見てるようだ。
それで少しくらいゆがんでても構わない。
ひびが入ってても水漏れしても構わない。
そうそう埴輪はそんなことからすっかり超越している。
埴輪の口や目はただ穴が開いているだけ
でもその穴の中には笑顔がある悲しみもある、
時にはふてくされ時には怒る。
でも共通してあるのは虚しさ。
生きることをすっかりあきらめたブラックホールのような目や口の奥にあるものはたただ虚しさだけ・・・
もし埴輪が歌うことができたら、きっとマイウェイじゃなくてレットイットビーを歌うだろう
今では何の役にも立たない埴輪、
ただただなすが儘に時を過ごす。
埴輪を見てると、まるで自分自身を見てるよう。
明日は埴輪の顔を作ろう。
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