家庭の万能薬というとオロナインとメンソレータム。
たいていの家庭ではこの万能薬に全幅の信頼を寄せて、なんにでも使う。
昔はがまの油、そして今ではオロナインかメンソレータム。
とにかくこれを使うとたちどころに治る・・・ような気がする。
人は3種類に分類できる。オロナイン派かメンソレータム派かどちらでもないか。
オロナイン派はオロナインこそ万能薬だと信じているし、
メンソレータム派は「オロナインなんて!」と思う。
いったいどちらが万能薬だろう?
効能を見よう。
オロナイン~にきび・吹き出物・はたけ・やけど・ひび・しもやけ・あかぎれ・きず・水虫・たむし・いんきん・しらくも
まさに万能薬!
一方メンソレータムは
メンソレータム~ひび・あかぎれ・しもやけ・かゆみ
ずいぶん控えめだ。これではオロナインのほうが万能薬だとみな思うだろう。
だが、ちょっと考えるとそうでもないことに気づく。
本当に万能薬だったら、一言「万能薬」と書けばすむことだ。
効能をたくさんあげることは逆にそれだけしかきかないということでもある。
本当の愛好家は効能に書いてないことにも使って新しい発見をすることに喜びを感じる。
口内炎や捻挫はもちろんのこと頭痛のときはこめかみにすり込み、
腹痛のときは腹に塗りたくって、頭痛や腹痛を治す。
さらには骨折を直したという報告さえある。真偽のほどは定かではないが・・・。
とはいえオロナインとメンソレータム、これほど違うものもない。
オロナインを販売しているのは大塚製薬という東京の大手の会社。
テレビコマーシャルでも宣伝して、大々的に売りだしている。
「オロナインH軟膏」という正式名称も、「オロナイン」で若者を。「H」で外国人を「軟膏」で年寄りを、狙っている。
さらに「H」でその筋のいかがわしいことにも効くことを匂わせている。
チューブに入れて、そんじょそこらの薬と変わりなくして、大衆受けを狙った、いわば薬界の「巨人」といえる。
一方、メンソレータムはもとは滋賀県の近江兄弟社というどちらかというとマイナーな会社が販売していた。
それが経営破たんか何かして、大阪のロート製薬が扱うようになった。宣伝も大してすることもなくマイナーに徹している。
入れ物もいまどき珍しい缶入り。そこに昔風な子供の顔がのせてある。このようにメンソレータムはいわば薬界の「阪神」といえる。
というわけでオロナインとメンソレータムとどちらがいいか、という問題は巨人と阪神とどちらがいいか、というのと同じで、いつまでも決着がつかない。
ただ田舎では、やっぱりメンソレータムを愛用したい。
無人駅のベンチで土地の老人会が寄付した手作りの座布団にすわり、腕をぽりぽりかきながら、風呂敷からメンソレータムの缶を取り出して塗る。
これこそ田舎の正しい治療法なのだ。
たいていの家庭ではこの万能薬に全幅の信頼を寄せて、なんにでも使う。
昔はがまの油、そして今ではオロナインかメンソレータム。
とにかくこれを使うとたちどころに治る・・・ような気がする。
人は3種類に分類できる。オロナイン派かメンソレータム派かどちらでもないか。
オロナイン派はオロナインこそ万能薬だと信じているし、
メンソレータム派は「オロナインなんて!」と思う。
いったいどちらが万能薬だろう?
効能を見よう。
オロナイン~にきび・吹き出物・はたけ・やけど・ひび・しもやけ・あかぎれ・きず・水虫・たむし・いんきん・しらくも
まさに万能薬!
一方メンソレータムは
メンソレータム~ひび・あかぎれ・しもやけ・かゆみ
ずいぶん控えめだ。これではオロナインのほうが万能薬だとみな思うだろう。
だが、ちょっと考えるとそうでもないことに気づく。
本当に万能薬だったら、一言「万能薬」と書けばすむことだ。
効能をたくさんあげることは逆にそれだけしかきかないということでもある。
本当の愛好家は効能に書いてないことにも使って新しい発見をすることに喜びを感じる。
口内炎や捻挫はもちろんのこと頭痛のときはこめかみにすり込み、
腹痛のときは腹に塗りたくって、頭痛や腹痛を治す。
さらには骨折を直したという報告さえある。真偽のほどは定かではないが・・・。
とはいえオロナインとメンソレータム、これほど違うものもない。
オロナインを販売しているのは大塚製薬という東京の大手の会社。
テレビコマーシャルでも宣伝して、大々的に売りだしている。
「オロナインH軟膏」という正式名称も、「オロナイン」で若者を。「H」で外国人を「軟膏」で年寄りを、狙っている。
さらに「H」でその筋のいかがわしいことにも効くことを匂わせている。
チューブに入れて、そんじょそこらの薬と変わりなくして、大衆受けを狙った、いわば薬界の「巨人」といえる。
一方、メンソレータムはもとは滋賀県の近江兄弟社というどちらかというとマイナーな会社が販売していた。
それが経営破たんか何かして、大阪のロート製薬が扱うようになった。宣伝も大してすることもなくマイナーに徹している。
入れ物もいまどき珍しい缶入り。そこに昔風な子供の顔がのせてある。このようにメンソレータムはいわば薬界の「阪神」といえる。
というわけでオロナインとメンソレータムとどちらがいいか、という問題は巨人と阪神とどちらがいいか、というのと同じで、いつまでも決着がつかない。
ただ田舎では、やっぱりメンソレータムを愛用したい。
無人駅のベンチで土地の老人会が寄付した手作りの座布団にすわり、腕をぽりぽりかきながら、風呂敷からメンソレータムの缶を取り出して塗る。
これこそ田舎の正しい治療法なのだ。
私はオロナイン派です。祖母が何かあると「これ塗っとけ」と手渡してくれた事を思い出しました。ついでに思い出したのが、ペニシリン。私が病気をして病院に行くと必ずこれを先生にお願いしていました。ペニシリン派?でしょうか...
ところでわたしはどちら派でもありません。
オゾって知ってます?
わたしはそれです。オゾ派です。メンソレータムに似てます。
中学からの友達の親戚がその会社の人だったみたいで、うちにたくさんあるからあげる、といわれてもらいました。もらったのは高校のときかもしれないけど、それにしてももう25年は経ってます。嫁入り道具の中に入れ、いまだに使ってますよ^^;
これに対し、十\数年前に中国へ行った時に買ってきたタイガーバームは素晴らしく、これこそ万能\薬と重宝していました。
その後日本でもタイガーバームが龍角散本舗から発売されましたが、名前は同じでも中身はメンソ\レータムに似ていて効果もイマイチでがっかり。
どうも以前の中国製タイガーバームには成分に特殊な何かが入っていたようです。
ペニシリン! そうそう、ペニシリンです。思い出しました。まさに万能薬の元祖。昔はなんにでもペニシリン!!
ペニシリンの問題がいろいろ出てくるまでは、何はなくともペニシリンでした。
オゾ? 知りませんでした。さそっくネットで調べたら
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消湿・乾燥の新時代を拓く『オゾ』
高温・多湿赤道直下で、消湿効果を発揮!
酷寒地でも、他に例をみない結露防止を実現!
シリカゲルの5倍以上の吸湿力
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えっ、これを薬に?!
これはちょっとオゾましいぞ。
でも、なんか変・・・
さらに調べたら、ありましたネットの隅っこに。
怪しげな薬を使った乾燥が、じゃない感想が。
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幻の万能薬
最強の塗り薬です。一部では幻の万能薬とまで呼ばれているとか。発売は明治薬品、製造は水橋保寿堂というところだそうです。製造元は富山にあるので、置き薬とかが発祥の薬なのかもしれません。これを買った薬屋のお婆さんもそんなことを仰ってました。
そんなブツなせいか入手が困難なようですが、効能はズバ抜けてます。当方、肌が凄まじく弱い上にすぐ掻き毟って傷を作ってしまうのですが、これを塗っておけば数日で傷が治りますし、ユーカリ油が効くのか、乾燥肌にも効く。肌にも優しい上、何気に虫刺されや筋肉痛にも有効なあたり、まさしく万能薬。
……そのかわり、かなり匂いが凄い(悪臭ではないのですが、目にしみます)のが唯一の弱点でしょうか。効能を考えるとささやかなデメリットですが。
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これぞまさしく万能薬。しかも入手困難。製造元もなんか怪しげ。
これはきっと、若返りにも、バイアグラやフェロモンの効果さえも期待できそうですね。
万能薬はかくありたいものです。
続々と万能薬登場!
でも本当の万能薬はきっとこのように何か得たいの知れないものが入っているのでしょうね。
>どうも以前の中国製タイガーバームには成分に
>特殊な何かが入っていたようです。
祖母がその会社のゆかりの人物だと聞いています。
転んで膝を擦りむいた時など、よく塗ってもらいました。
祖母が亡くなった今、手にすることはなくなりました。