昨日の月曜日、ノダメはお休みだった。
週末、ノダメがあれこれつまらないことをしていて、
昨日は、その後始末に追われていた。
手配済みの客注品の詳細を書いてなかったり。
未手配の短冊を伝票からはずしてしまったり。
(手配するまで、普通ははずさない)
版元に発注するのがあたりまえなのに、
わざわざ伝票のスペースを割いて、
「KEN(♀)さんへ、出版社へ注文出してください」
と書いたり。
ものすごくやりづらくて迷惑なので、メモを貼った。
「発注したなら、3枚目の短冊だけでなく、
2枚目の短冊にも、その旨書いておいてください。
わざわざ複写紙になっているのは、そのためです。
未発注かと思って、注文がダブるところでした」
「手配していない短冊を、台帳からはずすのはやめてください。
すでに手配済みなのかと思ってしまいます」
「『注文出してください』といちいち書かなくてもいいですよ。
客注伝票に書かれてある品は、
基本的にすべて注文出すのがあたりまえです。
もう12年も注文出し続けているんですから、ご心配なく」
まあ、公平に見て、感じ悪いメモだったかもしれない。
でも、ここまで言わなきゃわかんないんだもの。
これを書くまでに、長いことガマンし続けていたわけさ。
「注文出してください」
(出すに決まってるじゃない、なんだと思ってるの)
・・・なんて、あったりまえのことをスペース割いて書く暇があるなら、
もっと他に、書くべきことをきちんと書いてよ。
要は、必要なことを書かずに、不要なことを書く。
しかも読めない字で。
しかも、いちいち指示しないと、
きっと注文も出せないに違いない、という感じが嫌だ。
今まで黙っていたことだけど、書いた。
そしたら今朝、ノダメちゃんはご機嫌ナナメ。
「おはようございます」と言っても無視。
メモの内容を口頭で伝えようとしても無視。
あのさぁ、お友達同士の喧嘩じゃないんだから。
業務連絡なんだから。
俺は機嫌が悪いんだぞ、とアピールしてどうなるの。
仕事中なんだよ。
甘いなぁ、まったく。
そんなことして、私が動じるとでも思ってんの?
痛くも痒くもないのよ。
THE・クダラナイ!
無視できないよう、大きな声で面と向かって話す。
「ノダメさん!
客注伝票のことなんですけど、これこれしかじか・・・」
返事せざるを得なくなるまで、グイグイ押して話す。
元々、極端に小心者のノダメは、
すねても私に通用しないことがわかったらしい。
聞く態度に変わった。
言うべきことは伝わった・・・と思う。
また、すぐに忘れてしまわなければいいけど。
店は開いているけれど、取り次ぎがお休み。
というわけで、私も明日から夏休みです。
あー、なんかせいせいする。
そろそろ部屋を片付けましょうか。