娘と3年ぶりに「夢から醒めた夢」を観る。
3年前は、息子が受験生で(娘も受験生だったけど)、
メソの歌を思わず口ずさみかけては、
何度も途中で飲み込んだものだった。
劇場に行けば、やはり楽しい。
ロビーパフォーマンスを味わうのに忙しく、
トイレに行く暇もない。
客席に赤川次郎さんが来ていた。
(小学校の先輩)
Inago(小学校の同級生)の旦那様にも会った。
遊園地のシーンは、ワクワクする。
のっけから惜しみなく、あらゆる技を披露してくれる。
有賀光一さんは、
太鼓を叩いていても、ローラースケートをしていても、
プロフェッショナルの貫禄が漂っている。
霊界空港、すごくドキドキした。
これは、どういう心理なのかな。
「CATS」を観れば、ガスの場面でドキドキする。
何かが怖い。
まあしかし、公平に見て、
道口瑞之さんのデビルは、悪くない。
歌も、芝居も、むしろいい。
なんだか知らないが、底知れぬ可能性を感じる。
世界一うまい俳優の真似をするわけでもなく、
ヘタに意識し過ぎて奇をてらうでもなく。
光枝さんが抜けた今では、彼が最高のデビルかもしれないとさえ思う。
・・・・・でも切なくなるのは、どうしようもないの。
「わ~~~、くだらな~い」とか、
「ねぇ、もう、ねぇ」とか、
光枝さんの声で聞こえてくるの。
有賀さんのエンジェルは、
ちょっと大人で、しっかりしていて頼りになりそうなエンジェルだ。
藤原エンジェルより、仕事もできそう。
エンジェルとデビルのバランスが、すごくよかった。
突き詰めれば、最高のコンビになると思う。
でもメソが。
メソが。
メソが、ちょっとヤ。
メソが何かするたびに、娘と顔を見合わせた。
娘も、有賀さんのメソがきっと頭に浮かんでいるのだ。
メソの歌が(噂には聞いていたけれど)がらっと変わった。
この歌詞なら、3年前、私が歌っても問題はなかった。
メソの死の理由が、
大学受験失敗から、イジメを苦に・・・に変わったのだ。
なぜ今???
役者の雰囲気に合わせたのかしら。
このメソを見ていると・・・
イジメられるかもねぇ・・・と思わないでもないのだ。
有賀さんだと、勉強し過ぎたのね、と思うんだけど。
花田えりか嬢の日本語は著しく上達したと思う。
台詞部分では、違和感がなかった。
吉沢ピコとの関係が、熟成してきたのも感じた。
野中ヤクザや、田中部長の安定感を見るにつけ、
配役にも発酵を待つ余裕が必要なのではないかと思う。
ピコマコの関係しかり。
ベテランの域に達しつつある有賀さんしかり。
しかし、新しくても佐和さんの老婦人はよかったな。
アンサンブルは一掃。
ちょっと寂しい。
新陳代謝が早い。
末次さん以上のママには、もうお目にかかれまい。
有賀さんは、きっとこれからますますいい役者さんになる。
目に知性の光が宿っているし、
何をするにも、出し惜しみをしていないもの。
いろいろ寂しい思いもしたけれど、
結論としては、いい舞台だった。
2008年の劇団四季観劇は、今回で終わりです。
観劇納めにしては早すぎるね。
寂しいけれどさようなら


来年も観られるといいな・・・・・。
まだ夢醒めやってるといいな・・・・・。
3年前は、息子が受験生で(娘も受験生だったけど)、
メソの歌を思わず口ずさみかけては、
何度も途中で飲み込んだものだった。
劇場に行けば、やはり楽しい。
ロビーパフォーマンスを味わうのに忙しく、
トイレに行く暇もない。
客席に赤川次郎さんが来ていた。
(小学校の先輩)
Inago(小学校の同級生)の旦那様にも会った。
遊園地のシーンは、ワクワクする。
のっけから惜しみなく、あらゆる技を披露してくれる。
有賀光一さんは、
太鼓を叩いていても、ローラースケートをしていても、
プロフェッショナルの貫禄が漂っている。
霊界空港、すごくドキドキした。
これは、どういう心理なのかな。
「CATS」を観れば、ガスの場面でドキドキする。
何かが怖い。
まあしかし、公平に見て、
道口瑞之さんのデビルは、悪くない。
歌も、芝居も、むしろいい。
なんだか知らないが、底知れぬ可能性を感じる。
世界一うまい俳優の真似をするわけでもなく、
ヘタに意識し過ぎて奇をてらうでもなく。
光枝さんが抜けた今では、彼が最高のデビルかもしれないとさえ思う。
・・・・・でも切なくなるのは、どうしようもないの。
「わ~~~、くだらな~い」とか、
「ねぇ、もう、ねぇ」とか、
光枝さんの声で聞こえてくるの。

有賀さんのエンジェルは、
ちょっと大人で、しっかりしていて頼りになりそうなエンジェルだ。
藤原エンジェルより、仕事もできそう。
エンジェルとデビルのバランスが、すごくよかった。
突き詰めれば、最高のコンビになると思う。
でもメソが。
メソが。
メソが、ちょっとヤ。
メソが何かするたびに、娘と顔を見合わせた。
娘も、有賀さんのメソがきっと頭に浮かんでいるのだ。
メソの歌が(噂には聞いていたけれど)がらっと変わった。
この歌詞なら、3年前、私が歌っても問題はなかった。
メソの死の理由が、
大学受験失敗から、イジメを苦に・・・に変わったのだ。
なぜ今???
役者の雰囲気に合わせたのかしら。
このメソを見ていると・・・
イジメられるかもねぇ・・・と思わないでもないのだ。
有賀さんだと、勉強し過ぎたのね、と思うんだけど。
花田えりか嬢の日本語は著しく上達したと思う。
台詞部分では、違和感がなかった。
吉沢ピコとの関係が、熟成してきたのも感じた。
野中ヤクザや、田中部長の安定感を見るにつけ、
配役にも発酵を待つ余裕が必要なのではないかと思う。
ピコマコの関係しかり。
ベテランの域に達しつつある有賀さんしかり。
しかし、新しくても佐和さんの老婦人はよかったな。
アンサンブルは一掃。
ちょっと寂しい。
新陳代謝が早い。
末次さん以上のママには、もうお目にかかれまい。
有賀さんは、きっとこれからますますいい役者さんになる。
目に知性の光が宿っているし、
何をするにも、出し惜しみをしていないもの。
いろいろ寂しい思いもしたけれど、
結論としては、いい舞台だった。
2008年の劇団四季観劇は、今回で終わりです。
観劇納めにしては早すぎるね。
寂しいけれどさようなら



来年も観られるといいな・・・・・。
まだ夢醒めやってるといいな・・・・・。