福島の食を福島の酒で

「東日本大震災」で亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますと共に
、被害に遭われた方々へ心よりお見舞いを申し上げます。
当ブログでは、未だ行方のわからない
・小山肇（おやまはじめ）さん（住所：宮城県石巻市北上町十三浜字崎山）
の安否情報を募集しております。
（小山美和子さんは無事が確認できました）

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5/3（火）、東日本大震災の後、花の故郷「福島」帰省の記事の続きです。
帰省二日目の5/4（水）。
実家近くの花見山公園を散策し、この日の夜はお隣のK叔母さん、N叔父さんを呼
んで、家で飲むことになりました。

この日、自分が酒のあてにしようと福島駅のS-PALと中合デパートでいろいろと福
島の食を買い集めてきたのですが、結構あるもんですね。
改めて探すと。。。

　　　
まずは、伊達鶏の粕漬け。
これは駅ビルのS-PALで購入。
子供の頃はあまり耳にした事がなかったから、最近のものなのかと思ったが、美
味しそうなので購入。
もともと伊達の鶏は昔から有名らしい。

　　　
こちらは福島産のえごま豚のかす漬け。
えごま豚は、荏胡麻豚と書くそうです。
何でも胡麻を餌に飼育された豚の事だそうで。。。

　　　
川俣シャモのスモーク。

　　　
程良くフライパンで焦げ目がつく程度に熱しました。

　　　
酒の肴にはもってこいだ。

　　　
紅葉漬け。
これは、昔から有名。

　　　
鮭といくらを粕漬けにしたものだ。

　　　
ご飯が欲しくなるが、今回は酒のあて。

　　　
そして、お隣の叔母さんの家の庭で採れたフキの煮物。

　　　
福島の人はとにかくフキの煮物が好きだ。
叔母さんの娘（自分にとっては従妹）のMちゃんが、
「お母さん、フキは土深くに埋まる様に出てるから、放射能あぶないんじゃない
の？」
と言ったそうだ。
それでも叔母さんは煮物にした。
叔母さんだけじゃない。
昨夜訪れたお店のママさん、マスター皆福島で採れた野菜は前と変わらず食べ続
けている。
自分ももちろん美味しく頂いた。

　　　
酒は栄川（エイセン）。

　　　
福島では、どの酒屋でも置いてるだろう。
フクシマの酒だ。

N叔父さんがこう話していた。
「一番可愛そうなのは飯館の人たちだ。あの人たちは原発の恩恵を微塵たりとも
受けていない。何も悪い事をしていないのに、今頃になって避難しろと言われた
気持ちがどれくらいの怒りか計り知れない．．．」
福島市の渡利地区は飯館に近いという事もあり、この北西方向に流れた放射能の
問題の重さを痛感させられた。

福島では毎日TVやラジオで放射能情報が流れている。
放射能という言葉が日常茶飯事になっている。
一言で言い表す程簡単な問題でもなく、福島県内でも地域によって思いは様々な
んだと。。。


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