日々是好日・・・とは限らない

島暮らし8年目。犬の幸せは人の幸せ。NO DOG NO LIFE

After7 years

2018-03-12 13:49:07 | 日常

3.11から7年経ちましたね。

以前の生活を思い出す事は失ったものを数えるようで辛いので
あの日以降、震災前の事は思い出さないようにしてました。
だけどようやく震災前を振り返れるようになったみたい。
昨日は、写真を探しながら過去記事を初めて読み返しました。

ブログにはあまりあの日の事を書いてないですね。ここには書いてあったけど
長い事ネットが繋がらなかったしね。

補足すると、震災の日に我が家に泊まったJKは、お母さんが市内の病院勤務だったので
唯一繋がっていた山の中の旧道経由でお母さんの所へ送り届けました。
最初の夜は8人だった住人も、翌日には3人が自宅へ、1人が家族のいる避難所へ行きました。
幸いなことに、我が家には買いだめ食品がたくさんあったので、食料に困ることもなかったです。
若い男子2人は毎回足りなかっただろうけど、避難所のように一日おにぎり1個という事もなく、それなりに食べれてました。
ハンバーグとか缶詰などたんぱく質もあったしね。
被災地優先でスーパーに早い段階からパンや野菜が届いてありがたかった。
車が流されなかったし、ガソリンも入れたばかりだったので買い物にも行けたの。
スーパーは一人商品5個までとか点数制限があって、レジも手打ちだから決まった人数だけ店に入って
その人たちが終わったら次の人が入れる仕組みだったな。
自分も大変な時に、働いてくれた人に感謝です。

家は食べ物に不自由しなかったので、逆に友人や避難所に米や調味料を届ける余裕もあった。
うちの犬は米もパンも食べるし、ドッグフード不足も問題なかった。
最終的に水が出なくなってからは、水くみがちょっと大変だったけど他にすることもないしね。
若い男子2人がいてくれたので助かっちゃった。
断熱&日当たりの良い家だったから寒くて凍えることもない。
皆が人の為に働き、あげたり貰ったりしながら不思議と何とかなったのよね。
それが、震災直後の生活。


震災前の思い出は、山も川も海もキラキラ眩しいです。犬達が若かったせいもあるけど。
 
放牧されるとはじけたように駆け出して、暑ければ川に入った。

 
真夏はやませを求めて海へ。砂浜にはハマエンドウにハマヒルガオの群落もあった。

 
浄土ヶ浜に臼杵山。あちこちドライブしながら散歩に行ってました。三陸の自然、美しいなあ。

ここ数日PM2.5に襲われている島は、
晴れているのに空気が黄色く霞んで美しくありません。
キラキラの欠片もないわー。