日々是好日・・・とは限らない

島暮らし8年目。犬の幸せは人の幸せ。NO DOG NO LIFE

二七日(ふたなのか)

2024-01-04 16:35:11 | 
チャイが亡くなって2週間経ちました。
今の心情は、正月が終わって嬉しいの一言。
亡くなる前日、ずーっと隣で一緒に過ごした

一年で一番人々が浮かれている時に
自分だけ楽しめないって孤独感が増すのね。
ペットロスまでは行かないけど、
気分が落ち込んでいるのは確実なので
周りが賑やかであればあるほど疎外感を感じるわけ。

充電式の湯たんぽは、介護中非常に役立った

チャイの闘病中、今の朝ドラのテーマ曲がとにかく耳障りで
毎朝8時になるとテレビ消してたけど、
これは今でもダメで、時間になるとテレビ消します。
まだ、この歌のテンションは辛い。

それでも、チャイがいなくなったのに
この程度の落ち込みで済んでいるのは
最後苦しませずに済んだのが非常に大きいと思う。

老衰のエルに匹敵するおだやかな最期だったから。
かえってエルの方が点滴でむくみが出て
本当はしんどかったのかもしれない。

若かったし、下痢には最後まで苦しめられたけど、
栄養が取れなくなって、体がやせ細って体力も落ちて
まるで老犬のように逝けた。
自力で立てなくなってからは、ソファーの上で
数時間ごと向きを変えた

食べなくなったら無理に食べさせず、
飲まなくなったら無理に飲まさない。
セミナーでも聞いたけど、これが楽に旅立たせるコツ。
決断はすごく難しけど。

飼い主としては食べて欲しい、飲んで欲しい、
点滴で持つなら点滴したくなるし。
ピチピチだった洋服が、最後はガバガバで切なかった

穏やかな最期といっても、通る道はやっぱり同じなわけで
眠るように逝く前は、それなりに痙攣したり暴れたりするの。

ただ、バタバタしたり悲痛な声で鳴いたりするのは
脳に酸素や血液が行かなくなったために起きる反応なので、
その時は意識がないし苦しくないって。
なので、それを見て最後苦しんだって思う必要はないらしい。
痙攣した時は押さえつけず、優しくなでてやればいいって。

何匹も送るとわかるけど、初めてだったら多分慌てるよね。
この終末期の流れ、動物を看取る可能性のある人は、
あらかじめ知っておく事を強くお勧めしたいです。

エルで大体わかったのと、亡くなる直前にあった
看取りのオンラインセミナーでより詳しく知れたので、
チャイの最後は安心して見てられたの。
これがあったのも何かの巡り合わせに違いない。

チャイがいなくなって、酷いペットロスになると思ったけど
今の所大丈夫みたい。
ただね、穏やかな別れって後からジワジワ喪失感が来るのよ。
エルの時は確かそうだった。