年明けから中国語の勉強を兼ねて、時間がある時は
ひたすら中国ドラマを見ています。
北京オリンピック以降の中国ドラマは、
景色も建物も全て新しくきれいで最先端で
私がいた20年前の中国を思い出させるようなものはほとんど見かけません。
登場する人物も、上流階級とか一流企業、外資系企業に勤めるカッコいい人しか
出て来ないし。
そんな中、amazonプライムの「駆け抜けろ1996」と「大いなる愛~-相思樹の奇跡- 」は
20年前の庶民の生活がよく描かれていて、そうそうこんなだったとか、
こんな店があったとか、懐かしく思い出して夢中で見てしまいました。
特に「大いなる愛~-相思樹の奇跡-」の方は、
脚本も俳優の演技も素晴らしかった。
だけど画面が暗くて画像も粗い気がするのは、演出なのか撮影機材が悪いのか?
20年前の中国(の田舎)は、車だって会社の社長ぐらいしか持ってなくて
移動はきったないバスか、オートバイに荷台をつけて囲った三輪車とか
ちょっと良くてタクシーだった。信号もほとんどないし、渋滞なんてなかった。
交通ルールも守らないので、目の前で事故で轢かれた人を何人も見た。
これは青島だけど、車少ないでしょ。
スーパーも増えてきてはいたけど、ほとんどの人は市場で買い物。
野菜は持ちきれないほど買っても15円~30円ぐらいだった。
庶民の家にも冷蔵庫はあったけど、不思議なことに
どこも電源に繋いでなかった(笑)ただの収納ね。
それとは別に、電化製品を買う時は売り場でコンセントに繋いで
ちゃんと作動するか確かめて買います。
使い物にならないのを平気で売っているので、自己防衛です。
それが20年後、日本で普通に中華家電が売られていて
どれも問題なく作動するとは!
ちょっとした広場には、毎朝人々が集まって気功とか扇子持って踊ってたな。
当時大都市には日系企業が多数進出して、もっと進んでたんだけど
田舎はまだロバで荷を運んでいる人もいたり
同じ中国でも上海は当時から生活が全然違ってて、その格差に愕然としたんでした。
魚だってコンクリートの台の上にそのまま置いて売ってたし。
くさいのなんの。
日本じゃとっくに捨てられるレベル
googleマップで見ると、その街も今では開発が進み、
高層ビルやマンションが建ち並び、海辺にはヨットハーバーができてたり
一大リゾート地になってるようです。
昔の面影はほとんどなさそう。
写真のおばちゃん達も、所得が上がっていい生活ができてるのかな?
本当に裕福になったのかな?
見に行ってみたい気がする。
興味深かったし、刺激的ではあったよ。
中国人には沢山親切にしてもらったし
短期間の旅行では味わえない
沢山の経験ができたのは良かったな。
中国語も少しはできるようになって
それがこっちで役立つこともあるしね。
面白いドラマは数少ないけど、
たまに当たると現実忘れられていいよー
色々あったけど、
総合的には楽しかったのかな
もっと沢山話を聞いておけばよかった
中国語のドラマが見れるなんて
すごいわー✨
最近日本のドラマすらみれなくて
10分くらいで意識がなくなる
( ̄∇ ̄)