台湾デザートとして有名な愛玉子。
台湾で、元の植物の写真を見た時から見覚えがある気がしてたんですが、
先日ネットで調べていたら、案の定家の石垣にも、その辺にもやたら自生している
オオイタビの変種らしいことが判明。
見た目もそっくりで、これは試してみようと
剪定した枝についてた実でやってみました。
ネットで調べたようにまず皮をむき、切れ目を一筋つけます。
切れ目を入れるのは、後で中と外をひっくり返すため。
イチジクと同じ科だけあって、枝から取る時白い樹液がでてくるので
取った後しばらく水に浸けておかないと、
後々までベタベタします。
包丁も手もネバネバが一度つくと落ちにくいので
これが少し厄介。
一日干すとしんなりするので、そうしたら中をくるっと裏返して、
種が表面に出るように干します。
3日も干せばカラカラに。
この種の部分をこそげ落として、目の細かな袋に入れ、
水の中でモミモミ。
本物の愛玉子は、1時間ほどで固まるらしいけど、
そこはなんちゃって愛玉子なので、
ドロドロ感はあるものの固まる様子はない(-_-;)
こりゃ失敗だったかなーと、そのまま放置して翌朝起きたら固まってました。
島のレモンは11月にならないと手に入らないので、
夏に作った梅酵素ジュースをシロップ代わりに。
案外イケる。
本物はもっとガッチリ固まるけど、適当に作った割には上出来ではないですか。
食感も、蒟蒻ゼリーのような弾力があります。
なにせ、その辺歩けばいくらでも手に入るし、
またしても、ただグルメ。
というわけで、毎日犬の散歩がてら、カラスが落とした実を集めてます。
このオオイタビ、熟した雌の実はそのまま美味しく食べられるのね。
だけど熟す前にほとんどがカラスの餌になっちゃうので、
人間はなかなかありつけないんですよ。
そんな中、隣の石垣で見つけた極上の1品。
この状態のものはなかなか見つからないないのよね。
トロッと甘く、熱帯フルーツっぽい。
ちなみに、ウーさんも目が見えていた時は良く拾って食べてたし、
今はチャイが同じように食べてます。
秋になって色々落ちてるので、最近デザートタイムが長くて困る。
イタビは、東北にはないですからね。
私もここに来るまで知らなかったです。
こちらでは、どの家にもビワがあって
時期になるとどこもビワが溢れてる状況です。
その代わり、リンゴは高級品でとっても重宝されます。
岩手ではリンゴ、持て余してたのになー。
ウーさん、全体的に茶色いけど元気です。
毎日、超幸せそうに寝てます。