日々是好日・・・とは限らない

島暮らし8年目。犬の幸せは人の幸せ。NO DOG NO LIFE

避難所めぐり

2011-04-03 19:23:26 | 日常

県の国際交流協会の方が、避難所にいる外国人(主に中国人)たちの
現状を把握をしたいとのことで、3/29、30は
お手伝いとして、避難所めぐりをしてきました。

といっても、結局、中国人たちのほとんどは既に帰国
もしくは移動済みだったので、
何もすることがなかったんですけど。

宮古、山田、大槌と回りましたが、
宮古の街中の避難所は、人数もだいぶ減ってきて一人あたりの区画も広く、
のんびりした感じでした。
日用品などは、段ボールなどに入れられ、ご自由にお持ちください状態。
食事の配給はどうなっているのかわかりませんが、
スーパーも開いているので、必要ならば買いに行けると思います。

それに比べて、大槌、山田は人数も多く、避難所が大規模です。
体育館だけでなく、教室も避難所として使われていて
窓の外には布団や洗濯ものが干してありました。
校庭には、移動郵便局があり、そこだけで一つの街みたい。

大槌は街全体が壊滅してしまったので、避難所の人数も特に多いのかも。

川沿いなのに、海の生臭い様な嫌な臭いがしていました。

次に行った山田高校の校庭には自衛隊車両がずらっと。


AUやdocomoの移動基地局があり、バス乗り場ができていて
避難所から役場、乗り継いで隣町へ買い物に行けるようです。
婆さんたちが皆ドーナツを食べているので「何で?」と思ったら
本部前に、箱入りのミスドのドーナツが。
食べたければ勝手に貰っていいみたい。
docomoからの支援物資?なのか、
新品のギャラクシータブレットなども2台置いてあり、
インターネットにつながってました。

外には風呂が出来てた!



旭川の部隊なので、お風呂の名前は「大雪の湯」。

く~っ。入ってみたかったー。
排水はどうなっているんだろう?
どこでも作れる、こんなお風呂セットあるんだねえ。

高校から少し離れた山田中学校は、避難場所ではないけど
支援物資置き場?ができていて、
洋服が自由に持ち帰れるようになってました。
通販会社の下着、ヒートテック各種、アディダスのジャージなど
「新品」が箱ごと積まれていて、中には、
新品ばかりを大きなゴミ袋にどっさり持ち帰る人も。

他の避難所で下着不足と聞いていたので、係りの人もいないし
点数制限もないし、この配り方はどうかと思ったけど。

全体として物資はあるのに、うまく配分されていないので
足りてないのかも。もったいないわあ・・・。

データを持ちだした職員

2011-04-02 11:12:16 | 日常

えーと、約一名の方からリクエストがありましたので、のせておきます。
(見る価値はありませんよー。)
うちのテレビ、録画ができないのでデジカメで撮りました。
画質悪いです。

CIMG9065

補足:テレビの中では「震災後初めて視察」と言ってますが
使えるものを探しにたびたび現場へ出かけているので、
初めてではありません。


洗濯な日々

2011-04-01 09:01:37 | 日常

3/11に地震が起きて、電気と水道が止まったけど、
電気の復旧は3/14と早かったです。
水道が復旧したのは確か3/20。

それからの1週間は寒い中、ひたすら洗濯してました。

なぜかって?
夫が瓦礫の中から使えそうなカッパとタオルを
山ほど持って帰ってくるから(-"-)


津波でドロドロになったパッケージを開け
中身を取り出し、

雪解け水で流す。冷たくって手袋してても手が痛い。


表からは見えないけど、内側にも細かい泥が入っているので
洗ってひっくり返して中も洗って干す。

洗濯機で洗えないし、ゴムのズボンは重たいので特に大変。

タオルも一枚ずつ袋を開けるんだけど、
こちらは中の熨斗の紙が濡れてて、細かく破れるので
それをはがすのが大変。
その後は、洗濯機でぐるんぐるん。


250枚はあった。
干すところが足りないので、毎日50枚ぐらいずつ。



タオルやカッパは、海辺で復旧作業を頑張っている漁業関係者に。
タオルはまだ残ってるので、他の所にも。