我々の蕎麦会は、かなりのこだわりで、10人の個性の強い(わがまま)な
じじいたちで、10年ほどになる。
2反半の畑に、8月の第二日曜日、種を手播きする、鳥に食べられないよう
レーキなどで土を掛ける。
芽が出揃ったら混んでいる所を間引いて風が通るようにする、間引いた芽は
おひたしにして食べるといい。
10月の終わり頃、一回霜にあわせてから収穫する、すると風味が増す、
一番上の実は落ちてしまうかもしれないが、横枝の実が大切なのだ、
刈り取った蕎麦はシートの上で棒でたたき落とす、その実をふるいにかけ
塵を取り除く、そして唐箕にかけてしいなを吹き飛ばす、収穫出来た実を
屋根下に広げ一ヶ月ほど乾燥する。
製粉作業、最初に実を磨きにかける、これは実に付いた土、ごみ、カビ、など
落とす、次に実を割る、ふるいにかけ実と殻を分ける、次に石臼で挽く、回転は
一分間に16~18回転、速いと熱をもってしまう、挽いた粉をふるいにかける
市販の粉や製粉所は90メッシュ位だが60メッシュにかける、粉は細かいほど
打ちやすく、食感も損なわれていく、荒い粉は打つのがとても難しいが、なれ
れば、打てないことは無い。
茹でるのは家庭用のガスでは美味しい出来は期待できない、できたら薪である、
全体が湧き上がるのではなく、中心から湧き上がり対流する様に薪を調節する、
55秒で上げ、水でよく揉み洗いをしてぬめりを取り除く、そして氷水に入れ
蕎麦を締める、このときのつまみ食いがなんてったって最高。
去年は台風で蕎麦が倒れてしまい収穫は120キロ、
今年は200キロを予定している。
毎月一回例会を開き、そして医院の先生方、家族、看護婦さん、薬やさん、
薬のメーカーの方など、味にうるさい総勢17~8人の会もしている。
じじいたちで、10年ほどになる。
2反半の畑に、8月の第二日曜日、種を手播きする、鳥に食べられないよう
レーキなどで土を掛ける。
芽が出揃ったら混んでいる所を間引いて風が通るようにする、間引いた芽は
おひたしにして食べるといい。
10月の終わり頃、一回霜にあわせてから収穫する、すると風味が増す、
一番上の実は落ちてしまうかもしれないが、横枝の実が大切なのだ、
刈り取った蕎麦はシートの上で棒でたたき落とす、その実をふるいにかけ
塵を取り除く、そして唐箕にかけてしいなを吹き飛ばす、収穫出来た実を
屋根下に広げ一ヶ月ほど乾燥する。
製粉作業、最初に実を磨きにかける、これは実に付いた土、ごみ、カビ、など
落とす、次に実を割る、ふるいにかけ実と殻を分ける、次に石臼で挽く、回転は
一分間に16~18回転、速いと熱をもってしまう、挽いた粉をふるいにかける
市販の粉や製粉所は90メッシュ位だが60メッシュにかける、粉は細かいほど
打ちやすく、食感も損なわれていく、荒い粉は打つのがとても難しいが、なれ
れば、打てないことは無い。
茹でるのは家庭用のガスでは美味しい出来は期待できない、できたら薪である、
全体が湧き上がるのではなく、中心から湧き上がり対流する様に薪を調節する、
55秒で上げ、水でよく揉み洗いをしてぬめりを取り除く、そして氷水に入れ
蕎麦を締める、このときのつまみ食いがなんてったって最高。
去年は台風で蕎麦が倒れてしまい収穫は120キロ、
今年は200キロを予定している。
毎月一回例会を開き、そして医院の先生方、家族、看護婦さん、薬やさん、
薬のメーカーの方など、味にうるさい総勢17~8人の会もしている。