やまない雨はない

生業はWEB製作、趣味は映画鑑賞。
記事は私情で支離滅裂・自虐でぼやく。

それぞれの人生

2006-11-12 18:48:43 | ひとり言
出張のついでに岡山まで足をのばして・・
20年ぶりに岡山を訪ねた。
音沙汰もなくそれぞれの人生を過ごしながらも
僕にとっての岡山は今の仕事の出発点、忘れられない思い出の詰まった
街である。
岡山駅の降りて駅前の噴水と桃太郎像をみて(確認)から
駅前で路面電車で(100円)城下駅で乗る。
そこから横断して商店街のアーケードを抜けてすぐに右折すると
かつての仕事場(事務所)がある。
いまはクラッシック専門のレコード店になっていた。
毎晩ように通い詰めた居酒屋「成田屋 中店」があったが・・俺が行かなくなってから商売はどうなったのか少し心配。
その当時よく通ったラーメン屋は屋号が変わっていた。
事務所のビルの1階にあった「讃岐うどん」もなくなっていた。
そのまま表町商店街のアーケードを通り、天満屋を通りすぎて
アーケード内の時計台近くで左に曲がったところに密かに目的の
お店を探したのですが・・なかなか見つからない。
行き交う近所の人に訪ねても「知らない」という人ばっかり・・。
それでも諦めきれずに、とあるお店の方に聞いたら「知ってる」という
ひとがやっと現れてくれた。
近所の知り合いに電話で確認してくれたり、親切に教えてくれました。
近くの通りまで出てきて道を教えてくれました。
それでやっとたどり着きました・・・でもお店の名前は有りませんでした。
そこは探し歩いているときに何度も見た場所でした。
(確かこの辺だったなぁ、という記憶が正しかった)
すでに主も商売も変わっているかつてのお店の中へ入って行きました。
「こちらは、かつて「○○○」の有ったところですか?
「そうです、前の方は3年前に廃業し、その後の消息は分かりません」
という返事でした。電話番号も分からないかし・・探す術がない。
でも元気で過ごされていることを信じ、願ってその場を後にしました。

眼に触れる風景も建物も人も方言も・・
懐かしいという感傷に浸ってました。

この日の天気はあいにくの雨模様。
後楽園に向かう途中の旭川に架かる橋の上から岡山城を携帯で激写。
後楽園を一周して岡山行きのバスの乗って帰ってきました。

あれから20年。
町並みもずいぶんと変わってました。
20年という時間は生き様も変えますね。

もう多分、岡山を訪れることはないでしょう、そう思って
意識して記憶に留めようと思いながらの岡山訪問でした。

岡山の街、ありがとうございました。
コメント
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