値上げ

市場経済に習って値上げができる業界や商品が
あるのはある意味羨ましい。
オレみたいな請負業者は値上げをしようものなら
たちまち同業者に奪われるかもしれないという恐怖がよぎる。
逆に代替の利かない業種や商品などを持っているというのが
羨ましい。
それなりの苦労は有るだろうが周りは知る由がない。

よく行くスーパーでは販売戦略の創意工夫が良く見える。
価格を据え置く代わりに中身を減らしたりというのは
日常的である。
一番悔しいのは果物の価格
旬の果物を食べたいなぁと思っても、貧乏人をあざ笑うかのような
高額な果物です。
子供の頃はスイカが食べたいとかメロンが食べたいと思ったら
同士が集まって隣村の畑へ行ってとって食べたものですが
今はそれもままならない。
貧乏だからと言って毎日モヤシばかりという訳にもいかない
たまにはモヤシ炒めに卵とじぐらいはして見たいものです。

どちらが先か？

国や自治体の対策がないと感染増は治められないのか？
連日の感染拡大で救急搬送が出来ないという現実に目覚めて
自らの行動を戒めることができるのか？
いずれにしても今の状況を抑えるためには不要不急の
外出を控えることが重要だと思うが・・・残念ながら
現状を好転させようという意識は行き渡っていないようだ。

どんな状況下にあっても行動を抑制することができない
というこの精神構造はどうやって形成されるものなのか？
この現象が他山の石となる日は来ないのか？
だとしたら人間は愚かだ！としか言いようがない。
「ボヤキ」