アッチコッチ寄り道しましたが、まだシツコク"ff " な"愛の歌"が、続きます。
(いつ"闘う歌"になるんでしょうね?(笑))
今回は、
「HALF 」(36.5℃、歌暦)。
「YOU NEVER NEED ME 」(LOVE OR NOTHING )、
「後悔」(短編集)、
「You don't know 」(わたしの子供になりなさい)、
「ふたりは」(夜を往け、10WINGS)、
「PAIN」(月ーWINGS)、
と、クライマックスが盛り上がる、ドラマチックで"ff " な曲を取り上げてきましたが、よく考えると
「HALF 」(36.5℃、歌暦)
が、ドラマチック系の最初の曲のような気がします。
「36.5℃」、甲斐よしひろ"おとー様"(当時、みゆきさんは、甲斐よしひろ氏をおとー様と呼んでました)プロジュースのアルバムです。
アルバム「はじめまして」から始まって、「御色なおし」、「miss M.」、「36.5℃」、「中島みゆき」の5枚のアルバム、みゆきさん曰く『御乱心時代』。
この5枚のアルバムを振り返って、
「サウンド志向っていうところを非常に意識してやったアルバムだったと思います」
(ROCKIN ' ON JAPAN VOL. 411)
とインタビューで答えています。
("DAD"にインタビュー抜粋があります)
ギター1本弾き語りのイメージを一度崩したかったとも、仰ってますね。
確かに、「予感」までのイメージとは、変わったと思います。
その変化を嫌がった友人も何人かいました。
でも、私はそんなに違和感を感じることもなく、にぎやかな曲が増えたなくらいの感覚でした。
むしろ、この頃の曲に、お気に入りが多いんです。
以下、アルバム名と収録曲です。
「はじめまして」(1984.10.24)
僕は青い鳥、幸福論、ひとり、生まれた時から、彼女によろしく、不良、シニカル・ムーン、春までなんぼ、僕たちの将来、はじめまして
「御色なおし」(1985.4.17)
ひとりぼっちで踊らせて、すずめ、最愛、さよならの鐘、海と宝石、カム・フラージュ、煙草、美貌の都、かもめはかもめ
「miss M. 」(1985.11.7)
極楽通りへいらっしゃい、あしたバーボンハウスで、熱病、それ以上言わないで、孤独の肖像、月の赤ん坊、忘れてはいけない、ショウ・タイム、ノスタルジア、肩に降る雨
「36.5℃」(1986.11.12)
あたいの夏休み、最悪、F.O.、毒をんな、シーサイド・コーポラス、やまねこ、HALF、見返り美人、白鳥の歌が聴こえる
「中島みゆき」(1988.3.16)
湾岸24時、御機嫌如何、土用波、泥は降りしきる、ミュージシャン、黄色い犬、仮面、クレンジング クリーム、ローリング
「はじめまして」から30年経つんですね。
今聴くと、当日騒がれたのが嘘のように、何ら違和感なく聴けるアルバムだと思います。
(私の回りだけが、ザワついてたわけじゃなかったと思います)
"今聴くと、違和感なく"と書きましたが、
「36.5℃」の聴きはじめの頃、唯一違和感があったのが、
「HALF 」 でした。
実は私、みゆきさんファンなんですが、自分自身の『輪廻転生』に対しては否定的なんです。
「他の人は、どうぞ転生してください。でも、私は今生限りでいいんです」
というのが、私のスタンスなんで、
『♪次にうまれて来る時は~』
で、一歩退いてしまったんですね。
また、巻き舌ぽくなる歌い方(ローマ字表記したくなるような歌い方?)にも違和感が、、、(^^;
『♪見失うばかりの大切なHitwoo~」
上手く表現できなくて、スミマセンm(__)m
そして、ドラマチックに盛り上がる絶唱型の歌い方にも慣れなくて、劇的な分、一歩外側からみている感じがしたんです。
曲に入り込むことが、できなかったんですね。
今は、慣れてますけどね。
劇的な歌い方が、異質に感じられたんですが、今から思えば、この曲こそ、「夜会」の原型のような気がします。
また、『御乱心時代』の曲で、"歌い方"をギターの弾き語りで再現するのが、一番難しい曲のような気がするんです。
ちなみに、2番目は、
「春までなんぼ」だと思います。
(どちらの曲も、音痴の私の思い込みかもしれませんが)
そういう意味では、ギターの弾き語りのイメージを崩すという点でも、「夜会」に繋がるという点でも、
「HALF 」
は、ある種のターニングポイントのような気がするんです。
なので、今回のタイトル曲にしました。
(今回も私の妄想かもしれませんが)
白状しますと、
「PAIN 」
以外のドラマチックな曲は、ブログを書くまでは苦手だったんです。
それでも、"ff " な"女歌"を考えた時に
『♪You never need me You never need me~』と
『♪どうしてどうしてどうして素直に
貴方に心を伝えなかったか 後悔してる~』
が、浮かんできたんですから、印象は強い曲なんです。
そして、ブログを書くのに、繰り返し聴いていると、クドイんですけど、クライマックスの盛り上りがクセになってきました。
やっぱり、みゆきさんの曲は聴き込む程にクセになる、ですね。
余談ですが、この『御乱心時代』は、瀬尾師匠と初めて組んだ、
「グッバイ ガール」(1988.11.16)
で終息、と言われています。
しかし、改めてみると
「中島みゆき」と「グッバイ ガール」との間って8ヶ月しかなかったんですね。
「36.5℃」と「中島みゆき」の間の1年4ヶ月から比べると随分短い気がします。
その1年4ヶ月の間にオールナイトニッポンの終了があり、みゆきさんは音楽に走って行かれました。
そして、"出産活動"の後に
"みゆきが産んだのはみゆきだった"というキャッチコピーとともに、
アルバム「中島みゆき」
が、産み出されたんですね。
難産だった分、次の出会いは電光石火だったみたいですね。
たまたま通りかかったスタジオから、流れてきた音に
『これを書いた人誰だろう?』って思ったら瀬尾さんだったんで、すぐ
『ちょっと、あの人にお願いしたい』って。
(ROCKIN ' ON JAPAN VOL. 411)
そのみゆきさんの直感が、見事にハマって現在に至る、ですね。
余談に、さらに余談ですが、このブログを書いていて、月イチのオープニング(26/1/13)で、
「成人世代」
が、流れた時のことを思い出しました。
みゆきさんは、曲の後で、
「懐かしい曲でしたね、いきなりホントに、バンドの音少なかったデスネ。まあ、最近ゴージャスですからね、ウチのバンド(笑)」
と、おどけておられましたが、
「成人世代」
のバンドの音の少なさに、マジで驚いてるみたいでした。
『反面、今のバンドの音には、満足してるんだなあ』、と感じたのを思い出しました。
あ~、本当に何か収集つかなくなってきました。
ので、終了します。
今回もこんな妄想と思い込みに、長々とお付き合いくださって、ありがとうございました。
(^^)
では、また(^-^)
(いつ"闘う歌"になるんでしょうね?(笑))
今回は、
「HALF 」(36.5℃、歌暦)。
「YOU NEVER NEED ME 」(LOVE OR NOTHING )、
「後悔」(短編集)、
「You don't know 」(わたしの子供になりなさい)、
「ふたりは」(夜を往け、10WINGS)、
「PAIN」(月ーWINGS)、
と、クライマックスが盛り上がる、ドラマチックで"ff " な曲を取り上げてきましたが、よく考えると
「HALF 」(36.5℃、歌暦)
が、ドラマチック系の最初の曲のような気がします。
「36.5℃」、甲斐よしひろ"おとー様"(当時、みゆきさんは、甲斐よしひろ氏をおとー様と呼んでました)プロジュースのアルバムです。
アルバム「はじめまして」から始まって、「御色なおし」、「miss M.」、「36.5℃」、「中島みゆき」の5枚のアルバム、みゆきさん曰く『御乱心時代』。
この5枚のアルバムを振り返って、
「サウンド志向っていうところを非常に意識してやったアルバムだったと思います」
(ROCKIN ' ON JAPAN VOL. 411)
とインタビューで答えています。
("DAD"にインタビュー抜粋があります)
ギター1本弾き語りのイメージを一度崩したかったとも、仰ってますね。
確かに、「予感」までのイメージとは、変わったと思います。
その変化を嫌がった友人も何人かいました。
でも、私はそんなに違和感を感じることもなく、にぎやかな曲が増えたなくらいの感覚でした。
むしろ、この頃の曲に、お気に入りが多いんです。
以下、アルバム名と収録曲です。
「はじめまして」(1984.10.24)
僕は青い鳥、幸福論、ひとり、生まれた時から、彼女によろしく、不良、シニカル・ムーン、春までなんぼ、僕たちの将来、はじめまして
「御色なおし」(1985.4.17)
ひとりぼっちで踊らせて、すずめ、最愛、さよならの鐘、海と宝石、カム・フラージュ、煙草、美貌の都、かもめはかもめ
「miss M. 」(1985.11.7)
極楽通りへいらっしゃい、あしたバーボンハウスで、熱病、それ以上言わないで、孤独の肖像、月の赤ん坊、忘れてはいけない、ショウ・タイム、ノスタルジア、肩に降る雨
「36.5℃」(1986.11.12)
あたいの夏休み、最悪、F.O.、毒をんな、シーサイド・コーポラス、やまねこ、HALF、見返り美人、白鳥の歌が聴こえる
「中島みゆき」(1988.3.16)
湾岸24時、御機嫌如何、土用波、泥は降りしきる、ミュージシャン、黄色い犬、仮面、クレンジング クリーム、ローリング
「はじめまして」から30年経つんですね。
今聴くと、当日騒がれたのが嘘のように、何ら違和感なく聴けるアルバムだと思います。
(私の回りだけが、ザワついてたわけじゃなかったと思います)
"今聴くと、違和感なく"と書きましたが、
「36.5℃」の聴きはじめの頃、唯一違和感があったのが、
「HALF 」 でした。
実は私、みゆきさんファンなんですが、自分自身の『輪廻転生』に対しては否定的なんです。
「他の人は、どうぞ転生してください。でも、私は今生限りでいいんです」
というのが、私のスタンスなんで、
『♪次にうまれて来る時は~』
で、一歩退いてしまったんですね。
また、巻き舌ぽくなる歌い方(ローマ字表記したくなるような歌い方?)にも違和感が、、、(^^;
『♪見失うばかりの大切なHitwoo~」
上手く表現できなくて、スミマセンm(__)m
そして、ドラマチックに盛り上がる絶唱型の歌い方にも慣れなくて、劇的な分、一歩外側からみている感じがしたんです。
曲に入り込むことが、できなかったんですね。
今は、慣れてますけどね。
劇的な歌い方が、異質に感じられたんですが、今から思えば、この曲こそ、「夜会」の原型のような気がします。
また、『御乱心時代』の曲で、"歌い方"をギターの弾き語りで再現するのが、一番難しい曲のような気がするんです。
ちなみに、2番目は、
「春までなんぼ」だと思います。
(どちらの曲も、音痴の私の思い込みかもしれませんが)
そういう意味では、ギターの弾き語りのイメージを崩すという点でも、「夜会」に繋がるという点でも、
「HALF 」
は、ある種のターニングポイントのような気がするんです。
なので、今回のタイトル曲にしました。
(今回も私の妄想かもしれませんが)
白状しますと、
「PAIN 」
以外のドラマチックな曲は、ブログを書くまでは苦手だったんです。
それでも、"ff " な"女歌"を考えた時に
『♪You never need me You never need me~』と
『♪どうしてどうしてどうして素直に
貴方に心を伝えなかったか 後悔してる~』
が、浮かんできたんですから、印象は強い曲なんです。
そして、ブログを書くのに、繰り返し聴いていると、クドイんですけど、クライマックスの盛り上りがクセになってきました。
やっぱり、みゆきさんの曲は聴き込む程にクセになる、ですね。
余談ですが、この『御乱心時代』は、瀬尾師匠と初めて組んだ、
「グッバイ ガール」(1988.11.16)
で終息、と言われています。
しかし、改めてみると
「中島みゆき」と「グッバイ ガール」との間って8ヶ月しかなかったんですね。
「36.5℃」と「中島みゆき」の間の1年4ヶ月から比べると随分短い気がします。
その1年4ヶ月の間にオールナイトニッポンの終了があり、みゆきさんは音楽に走って行かれました。
そして、"出産活動"の後に
"みゆきが産んだのはみゆきだった"というキャッチコピーとともに、
アルバム「中島みゆき」
が、産み出されたんですね。
難産だった分、次の出会いは電光石火だったみたいですね。
たまたま通りかかったスタジオから、流れてきた音に
『これを書いた人誰だろう?』って思ったら瀬尾さんだったんで、すぐ
『ちょっと、あの人にお願いしたい』って。
(ROCKIN ' ON JAPAN VOL. 411)
そのみゆきさんの直感が、見事にハマって現在に至る、ですね。
余談に、さらに余談ですが、このブログを書いていて、月イチのオープニング(26/1/13)で、
「成人世代」
が、流れた時のことを思い出しました。
みゆきさんは、曲の後で、
「懐かしい曲でしたね、いきなりホントに、バンドの音少なかったデスネ。まあ、最近ゴージャスですからね、ウチのバンド(笑)」
と、おどけておられましたが、
「成人世代」
のバンドの音の少なさに、マジで驚いてるみたいでした。
『反面、今のバンドの音には、満足してるんだなあ』、と感じたのを思い出しました。
あ~、本当に何か収集つかなくなってきました。
ので、終了します。
今回もこんな妄想と思い込みに、長々とお付き合いくださって、ありがとうございました。
(^^)
では、また(^-^)