身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

みゆきさんの声、その16"ff " 「I love you, 答えてくれ」

2014-09-05 23:23:00 | 中島みゆきさん(声)
"ff "は、フォルテシモのつもりです。

"みゆきさんの声、その14、15"で、"pp " からイメージした曲を書いたので、今度は"ff " な曲をと、ベタに考えてみました。

この"ff " も、"愛の歌"と"闘う歌"の二つのカテゴリーに、勝手に分けて書いていこうと思います。

"ff " な"愛の歌"で、最初に浮かんだのは、
「I love you, 答えてくれ」( 「 I love you, 答えてくれ」「歌旅」)。

次に浮かんだのが、
「ばりほれとんぜ」(「荒野より」)、
そして、
「ボディ・トーク」( 「 I love you, 答えてくれ」「歌旅」)。

俗に言う、"男歌"ばかりです。

男性人称(僕、俺、オイラなど)の歌を作って歌う、女性シンガーソングライターは、珍しくないかもしれません。

しかし、大人の男性目線の歌詞は、少ないように思います。

そして、その歌詞に説得力をもたせる歌声、歌い方ができるのは、みゆきさんだけなんじゃないかと、思っています。
(演歌歌手の方は別として)

「I love you, 答えてくれ」
に、男性人称は使われていません。

『君』と言う呼び掛けが、あるだけです。

でも、立派な"男歌"に聴こえます。
 
その説得力が、みゆきさんの歌声と歌い方なんだと思います。
(以下、アルバム 「I love you, 答えてくれ」の歌声です)

『♪I love you, 答えてくれ~』
『♪I love you, 答えてくれ~』
『♪I love you, 答えてくれ~』
『♪I love you, ~』

ガナリと言われる歌声を最大限に活かした歌い出しだと思います。

ガナっているのに、切ない歌声。

彼女への愛しさで、あふれた歌声。

決して器用ではないだろう"彼"の愛し方が、胸に迫ってきます。

"ff " な"せつない愛の歌"ですね。

この歌声は、みゆきさんにしか出せないと思いますが、若い時のみゆきさんにも出せなかったと思います。

30年以上のキャリアが産んだ声だと思います。
(「I love you, 答えてくれ」2007年)

この声が出せなければ、この曲は陽の目をみなかったんじゃないかと、勝手に妄想するくらい、歌詞と曲と声がぴったりハマって聴こえます。

先に挙げた、
「I love you, 答えてくれ」、
「ばりほれとんぜ」、
「ボディ・トーク」
の3曲とも、30年以上のキャリアが産んだ声の傑作だと思います。

「ばりほれとんぜ」は、
「夜会VOL. 17 2/2」で、コビヤマ洋一氏が歌われましたが、私にはみゆきさんの歌声のほうが、シックリきます。

ちょっとコミカルな曲調にコビヤマ氏の声は重すぎるように感じました。

アルバムの少し軽めのドスの効いた声のほうが、私の好みなんです。

そして、
「ボディ・トーク」。

この曲は、アルバムより「歌旅」(ライブ)の歌声と迫力が、好きです。

叩きつけるような歌声と歌い方に、胸が熱くなります。

『♪言葉なんて迫力がない』
と歌う、歌声の迫力。(笑)

『♪言葉はなんて なんて弱いんだろう』の後に、
『チクショウー!』という気持ちで歌ってると語ってましたが、マサにその気持ちが伝わってくる気がします。

この曲を聴くと自然と拳を握りしめてしまいます。(笑)

"pp " な"愛の歌"は、せつなさが胸に沁みこんできました。

"ff " な"愛の歌"は、その強さ、激しさゆえに、胸を揺さぶられます。

ここで、ハタと"ff " な"愛の歌"は、"男歌"だけなんだろうかという疑問が、、、(--;)

しかし、十分長くなってきましたので、続きは次のブログで書こうと思います。

長いクセに中途半端で、スミマセンm(__)m。

それでも、お読み頂いて、ありがとうございました。(^^)

では、また(^-^)














コメント
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