まだ、引き続き"ff " な"愛の歌"です。
こう書きながらも、音楽に疎い私には、フォルテシモが何だかわからなくなってきました。
(-_-;)
それでも、ここまで書いてきたので、このまま突っ走ります。
ただの戯れ言と広い心でお読み下さいm(__)m。
その16の最後に書いた
「下町の上、山の手の下」(わたしの子供になりなさい)。
この曲が浮かんだ時から、この曲のことが、書きたくて、書きたくて、何故今まで思い浮かばなかったか、、、(>_<)。
ということで、まずは、
「下町の上、山の手の下」。
この曲の
"歌いっぷり"が、最高に気持ちいいんです。
瀬尾師匠と組んでから、基本的にバンドと同時レコーディング、つまりスタジオライブをしているみゆきさんの本領発揮と言うか、面目躍如と言うか、真骨頂と言うか、、、とにかく、みゆきさんが気持ちよく歌ってるのが、伝わってきて、こちらも最高に気持ちよくなる曲なんです。
「永遠の嘘をついてくれ」(パラダイス・カフェ)
も、気持ちよく歌ってるなと思ったんですが、
「下町の上、山の手の下」
の"歌いっぷり"は、別格ですね(^-^)v
「I love you, 答えてくれ」の歌い出しの臨場感もシビレますが、
「下町の上、山の手の下」
の唸りとビブラートの混ざった自由な節回し(語彙がないので、ピッタリの表現がわかりません(>_<))のノリノリライブ感が、たまらく心地好いのです。
みゆきさんは勿論、ミュージシャンも掛け合いを楽しんでるようで、曲全体が歌う楽しさや喜び、奏でる醍醐味に溢れてる気がします。
この曲を聴くと元気と喜びを分けてもらって、幸せな気分になります。(^^)
"男歌"とも"女歌"とも違うので、"三人称歌"と言ったらいいんでしょうか?
みゆきさん版"Boy Meets Girl "(?)。
どう表現するかはともかく、"男前"な歌声と歌い方だと思います。
そして、私が勝手にみゆきさんの
"Boy Meets Girl "(?)の代表曲だと思っているのが、
「ふたりは」(夜を往け、10WINGS)。
この曲も"三人称歌"ですね。
(バカな勘違いです。一人称です、スミマセンm(__)m)
アルバム『夜を往け』(1990年6月発売)で、初めて聴いた時は、
"ひとりミュージカル?"
と、思ったもんです。
前年に始まった「夜会」を観に行けなかったので、"ミュージカル"と思ったんですが、今なら
「1曲夜会」ですかね。
「夜会1990」が、アルバム発売年の11月から12月にかけて行われ、
「ふたりは」は、そのラストナンバーなんで、私の感想はとても素直な反応だったんだなあ、と思います。
「1曲夜会」ですから、この曲もドラマチックに盛り上がります。
『夜を往け』バージョンは、みゆきさんプラスコーラスですが、
『10WINGS』バージョンは、世良公則氏とのデュエットです。
どちらもドラマチックですが、個人的には、『夜を往け』バージョンのほうが好きです。
(世良さん、ごめんなさい(--;))
ドラマチックと言えば、
「PAIN」(月ーWINGS)
を忘れていました。(>_<)
「夜会 VOL. 8 問う女」で歌われ、
アルバム『月ーWINGS』に収録された大曲です。
「ふたりは」が、
"1曲夜会"なら
「PAIN」は、さながら、
"1曲リサイタル"。
歌声と歌い方の七変化。
みゆきさんの歌声の魅力が、1曲の中に凝縮されています。
癒しの雨(慈雨)を思わす、澄んだ歌声の優さしい歌い出しから、一転して、一語ずつ自分に向けて突き刺すような歌い方に変わり、それをまた柔んわりと受けとめるように、優しく雨を歌い、2番の童女の問いかけへと繋がっていく。
そして、クライマックスに向けての正に絶唱。
私の下手な説明より、聴いて下さい。
みゆきさんの表現力の凄さを実感できる、本当に大曲です。
(これを読んでる方なら、言うまでもないことですね、スミマセンm(__)m)
この曲の収録風景は、
「夜会の冒険」(NHK BS2 1999年12月7日)で放映されました。
オーケストラとの同時録音は、圧巻です。
このDVD が出れば、買うみゆきさんファンは多いと思うんですがね、NHK さん。
DVD 発売が無理なら、朝ドラ主題歌記念に再放送してくれないでしょうか?
放映時に録画したビデオから、DVD を作って持っていますが、映像が粗いので。
(家宝です)
と、気が付けば、長々と書いてきましたが、まだ書きたい曲がありまして、またまた次に続きます。
本当に、読んでくださってありがとうございます。(^^)
では、また(^-^)