最近は朝は寒く…ようやく秋本番か⁉︎…と思えば昼間は汗をかくほど暑かったり…
ツナギの中を半袖にするか長袖にするか非常に悩みます…
そんな季節の変わり目にやられて見事に風邪をひきました…
皆さんもお気を付け下さい…
そしてコレもまだまだ活躍してます。

話は変わり…
結局、4JG2は他の仕事で未だ車載出来ておりません…
この予定でいくと来週末くらいまで無理そうですね…
それから…見積り承認待ちだった3LD1は残念ながら廃車になる事が決まりました。
まぁこんな事もありますね…
という事で3LD1シリーズは終了です…
で、最近の作業を。
まずは運行後のエンジン停止時などにラジエーターのリザーバタンクにポコポコとエアーが吹き返してくる…とのスーパーグレート。
日野車ではよくあるトラブルですが、今回はフソウ。
原因はエアコンプレッサーのヘッドガスケット抜け…
ガスケットやヘッド不良で冷却系統に圧縮されたエアーが混入して、それがリザーバータンクに抜けていくんです…
エンジン停止状態でリザーバー側に吹き返すならコンプレッサーヘッドでまず間違いないでしょう。
という事でコンプレッサーヘッドを交換していきます。
エンジンは6M70。

作業性を上げるためにエアクリーナーケースなどを取り外し…
この車両はショートキャブなので荷台がめっちゃ攻めてきてるんです…笑
やりにくいったらありゃしない。

ヘッド類も取り外し。


シリンダー内やエアドライヤーのドレンの状態はオイルが上がってきてる様子も無く良好なので、今回はヘッドのみの交換です…

ガスケットのコーティングが…

新品のヘッドとシートバルブ。

サプライバルブに…

サクションバルブ…

Oリングなども交換して組み付け…

規定トルクで締め付け。


チャージパイプやウォーターパイプも締め付け。


で、クーラントを補充してエア抜き。

データで水温も確認しながら暖機…

その後エンジンを止めてリザーバー側にエアが吹き返してこない事を確認して完了です。
お次はスズキのエブリィバン…

エンジンから異音がする…との事で入庫。
もう、エンジンかけた瞬間に…あ〜ダメだコリャ…
って感じでした。
バルブとピストンが軽く当たってるような音に聞こえます…
オイル警告ランプが点いては補充をくり返して使用していたらしいんです…
先日もガソリンスタンドでオイルを補充してもらったらしいのですが、
油圧不足の潤滑不良でチェーンが伸びてバルタイがズレて…結果バルブとピストンが当たってるのかな…
今の現状と音で判断する限りではそんなトコでしょうか。
このクラスのエンジンはオーバーホールするよりリビルトの方が圧倒的に安いので…
とりあえずエンジン載せ換えの見積りを出す事にします。
そして今度はトレーラーのスプリングチャンバーからエア漏れでの入庫。
BPW3軸車両です。

3軸車のうち、1軸だけの交換です。
ダダ漏れじゃ無いので取り外しは容易です…笑
このスプリングチャンバーのスプリングを手で戻すのも結構疲れるんですよ…
今回は自走も可能な程だったのでブレーキ解放状態でリリースボルトを入れます。

取り外して…

スプリングが
圧縮された状態でリリースボルトを入れれば非常に楽ちん…


取り外したスプリングチャンバー。

で、BPWのスプリングチャンバーの新品はスプリングが圧縮されてません…
こちらは新品のスプリングチャンバー。
ちなみに、この2つで先ほどのエブリィバンのリビルトエンジンよりも高額です…笑

バイスに挟んでエッコラエッコラとスプリングを圧縮するのは時間がかかるし疲れるので…
スプリングチャンバー単体状態でも圧縮出来るように、ワンタッチの圧縮SSTを作ってあります。
SSTと言ってもワンタッチコネクタとナイロンホースをくっ付けただけですが。

減圧した工場エアーを利用して圧縮。


クレビス等を付け替えて車両に組み付ければ完成です…
で、コレ…車両に付ける前でも後でも構いませんがメクラ蓋の取り外しを忘れないように。
画像の赤いマルの蓋です…

1つのチャンバーに対してサービス側とピギーバック側に4つずつ計8個付いてますが車両下側…つまり地面側だけ外します。
コレをしとかないとスプリングブレーキを使用した時に解放用のサービスホールのゴムキャップが内圧で外れます…
すぐには走行には支障ありませんがそのサービスホールから雨水などが入り錆びとなり、結果的にスプリング破損に繋がります。
実際に他社で整備されたチャンバーでこのメクラ蓋が外されてない車両をよく見かけます…
日本語じゃありませんがチャンバー自体に注意書きがされてるんですけどねぇ…
そして最後はFK71Dのファイター。
出先でハンドルロックが掛かったままキーが回らずエンジンかけれない…との電話。
出張で対応。
現地で確認するとキーがすり減って回らない事が判明。
当然、現地にスペアキーがあるはずもなく…
とりあえずイグニッションスイッチだけ取り外してエンジンはかけれるようにしましたが…

結果的にハンドルロックを解かないと走行出来ないので現地でシリンダーごと外す事に…
泥棒ビスをあの手この手で取り外し…
キーシリンダーを外します。

とりあえずこの状態で今日は使ってもらい、空き次第修理で入庫していただく説明をして終了…
最近はこんな感じで細かい一般修理が続いております…
ツナギの中を半袖にするか長袖にするか非常に悩みます…
そんな季節の変わり目にやられて見事に風邪をひきました…
皆さんもお気を付け下さい…
そしてコレもまだまだ活躍してます。

話は変わり…
結局、4JG2は他の仕事で未だ車載出来ておりません…
この予定でいくと来週末くらいまで無理そうですね…
それから…見積り承認待ちだった3LD1は残念ながら廃車になる事が決まりました。
まぁこんな事もありますね…
という事で3LD1シリーズは終了です…
で、最近の作業を。
まずは運行後のエンジン停止時などにラジエーターのリザーバタンクにポコポコとエアーが吹き返してくる…とのスーパーグレート。
日野車ではよくあるトラブルですが、今回はフソウ。
原因はエアコンプレッサーのヘッドガスケット抜け…
ガスケットやヘッド不良で冷却系統に圧縮されたエアーが混入して、それがリザーバータンクに抜けていくんです…
エンジン停止状態でリザーバー側に吹き返すならコンプレッサーヘッドでまず間違いないでしょう。
という事でコンプレッサーヘッドを交換していきます。
エンジンは6M70。

作業性を上げるためにエアクリーナーケースなどを取り外し…
この車両はショートキャブなので荷台がめっちゃ攻めてきてるんです…笑
やりにくいったらありゃしない。

ヘッド類も取り外し。


シリンダー内やエアドライヤーのドレンの状態はオイルが上がってきてる様子も無く良好なので、今回はヘッドのみの交換です…

ガスケットのコーティングが…

新品のヘッドとシートバルブ。

サプライバルブに…

サクションバルブ…

Oリングなども交換して組み付け…

規定トルクで締め付け。


チャージパイプやウォーターパイプも締め付け。


で、クーラントを補充してエア抜き。

データで水温も確認しながら暖機…

その後エンジンを止めてリザーバー側にエアが吹き返してこない事を確認して完了です。
お次はスズキのエブリィバン…

エンジンから異音がする…との事で入庫。
もう、エンジンかけた瞬間に…あ〜ダメだコリャ…
って感じでした。
バルブとピストンが軽く当たってるような音に聞こえます…
オイル警告ランプが点いては補充をくり返して使用していたらしいんです…
先日もガソリンスタンドでオイルを補充してもらったらしいのですが、
油圧不足の潤滑不良でチェーンが伸びてバルタイがズレて…結果バルブとピストンが当たってるのかな…
今の現状と音で判断する限りではそんなトコでしょうか。
このクラスのエンジンはオーバーホールするよりリビルトの方が圧倒的に安いので…
とりあえずエンジン載せ換えの見積りを出す事にします。
そして今度はトレーラーのスプリングチャンバーからエア漏れでの入庫。
BPW3軸車両です。

3軸車のうち、1軸だけの交換です。
ダダ漏れじゃ無いので取り外しは容易です…笑
このスプリングチャンバーのスプリングを手で戻すのも結構疲れるんですよ…
今回は自走も可能な程だったのでブレーキ解放状態でリリースボルトを入れます。

取り外して…

スプリングが
圧縮された状態でリリースボルトを入れれば非常に楽ちん…


取り外したスプリングチャンバー。

で、BPWのスプリングチャンバーの新品はスプリングが圧縮されてません…
こちらは新品のスプリングチャンバー。
ちなみに、この2つで先ほどのエブリィバンのリビルトエンジンよりも高額です…笑

バイスに挟んでエッコラエッコラとスプリングを圧縮するのは時間がかかるし疲れるので…
スプリングチャンバー単体状態でも圧縮出来るように、ワンタッチの圧縮SSTを作ってあります。
SSTと言ってもワンタッチコネクタとナイロンホースをくっ付けただけですが。

減圧した工場エアーを利用して圧縮。


クレビス等を付け替えて車両に組み付ければ完成です…
で、コレ…車両に付ける前でも後でも構いませんがメクラ蓋の取り外しを忘れないように。
画像の赤いマルの蓋です…

1つのチャンバーに対してサービス側とピギーバック側に4つずつ計8個付いてますが車両下側…つまり地面側だけ外します。
コレをしとかないとスプリングブレーキを使用した時に解放用のサービスホールのゴムキャップが内圧で外れます…
すぐには走行には支障ありませんがそのサービスホールから雨水などが入り錆びとなり、結果的にスプリング破損に繋がります。
実際に他社で整備されたチャンバーでこのメクラ蓋が外されてない車両をよく見かけます…
日本語じゃありませんがチャンバー自体に注意書きがされてるんですけどねぇ…
そして最後はFK71Dのファイター。
出先でハンドルロックが掛かったままキーが回らずエンジンかけれない…との電話。
出張で対応。
現地で確認するとキーがすり減って回らない事が判明。
当然、現地にスペアキーがあるはずもなく…
とりあえずイグニッションスイッチだけ取り外してエンジンはかけれるようにしましたが…

結果的にハンドルロックを解かないと走行出来ないので現地でシリンダーごと外す事に…
泥棒ビスをあの手この手で取り外し…
キーシリンダーを外します。

とりあえずこの状態で今日は使ってもらい、空き次第修理で入庫していただく説明をして終了…
最近はこんな感じで細かい一般修理が続いております…